プレスリリース
武蔵大学(東京都練馬区/学長 高橋徳行)は、2022年6月に発足した武蔵大学東西文化融合史研究会の第2回例会を12月10日(土)に公開形式で開催します。本会は東西文化の融合の歴史と現況に関する調査研究を行い、学術研究の推進と東西世界の相互理解の深化を目的としています。今回は共通テーマを「東西の人造人間:古代神話から先端のロボット工学まで」と題し、報告者は本学教授の踊共二、上智大学・本学講師の西村恵子、コメントと討論は本学准教授のパトリック・シュウェマーです。参加費は無料でどなたでもご参加いただけます。
■武蔵大学東西文化融合史研究会 第2回例会の概要
AI(人工知能)搭載のロボットは現代人の生活を大きく変えており、「自動化」がなされている場所では必ずといってよいほど人工知能が活用されています。「自動機械」の製作の夢はじつは古代からあり、中世後期以降の西洋世界ではからくり人形(オートマタ)がさかんに製作されました。そして今やロボットたちが「知能」どころか「こころ」(感情)をもち、また人間とマシーンが一体化する未来が予測されています。今回の例会では人工知能と人間の関係を人文・社会科学の立場から論じてきた研究者たちが、東西文化の融合ないし相克の視点でAI・ロボットの「現在地」を明らかにします。
■概要
・日 時:2022年12月10日(土) 10:00〜12:30
・開催方法:Zoomによるオンライン配信 (Zoom参加に係る技術的サポートはございません。)
・申込締切:12月8日(木)※事前申込制
・お申込み:下記Webサイトをご覧ください。
https://www.musashi.ac.jp/sougou/news/copy_of_research1210.html
■プログラム (以下、敬称略)
10:00〜10:10 開会の挨拶
研究会代表 踊 共二(武蔵大学教授)
10:10〜11:00 第1報告
踊 共二(武蔵大学教授)「ロボットの東西:機械仕掛けの召使いか人間の共生者か」
11:00〜12:00 第2報告
西村 恵子(上智大学・武蔵大学講師)「現代日本のAI・ロボットと倫理:大衆文化と社会的責任」
12:00〜12:30 コメントと討論
パトリック・シュウェマー(武蔵大学准教授)
12:30 閉会の挨拶
第3回例会のご案内
▼本件に関する問い合わせ先
武蔵大学 広報部
西(にし)・齋藤(さいとう)
住所:〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
TEL:03-5984-3813
FAX:03-5984-3727
メール:pubg-r@sec.musashi.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/