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日本電信電話株式会社

まちの「いま」を映す鏡「SUGATAMI」を活用した“サステナブルでWell-beingな”まちづくりの実現に向けた支援を開始

(Digital PR Platform) 2022年11月24日(木)15時04分配信 Digital PR Platform

〜SUGATAMI:都市機能・そこで暮らすひとびとの満足感・幸福感からなる指標を活用〜

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、地域・住民(生活者、自治体、企業、NPO、教育機関等)により運営されるまちづくりをめざし、Sustainable Smart City Partner Program※1(以下「SSPP」)を推進しています。
 NTTと株式会社NTTデータ経営研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下「NTTデータ経営研究所」)は、SSPPの取り組みの一環として、共創価値のひとつである地域のプレゼンス向上支援を目的に、まちの「いま」を映す鏡となる「SUGATAMI」のサービス検討を開始しておりましたが、このたび2022年11月24日の提供開始にあたり、「SUGATAMI」の特徴・活用イメージ・提供内容をお知らせします。


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2341/65581/600_315_20221124114741637edb4d05136.png

SUGATAMI:https://digital-is-green.jp/sugatami/

1.背景・目的
 近年、まちづくりにはまちの経済価値だけではなく、地域・住民の幸せ(Well-Being)を軸にした価値が求められ始めています。
 SUGATAMIは、経済以外の新たな価値基準(人中心)を加えた住民目線での自治体運営・まちづくりに寄与することにより、地域・住民の幸せ(Well-Being)の最大化に貢献することを目的とし、まちの魅力を可視化し、自分のまちのめざす姿と現状を客観的に把握・自認することを可能にします。
 2022年3月にSUGATAMIの取り組み開始を公表*2して以降、自治体や有識者等と検討を重ねてきました。この度SUGATAMIを活用し、“サステナブルでWell-beingな”まちづくりの実現に向けた支援を開始します。

<SUGATAMIがめざすもの>
 SUGATAMIは、多くの既存都市評価とは異なり、他都市との優劣比較ではなく"自らを映す鏡"であり、これからの社会をかたち作る3つのキーファクターに応えます。

(1)幸せ(Well-Being)
 「個人の幸せ」はもちろん、「地域・住民の幸せ」の実現に向けて、幸福感を高めるコミュニティ、歴史、文化、自然資産(ランドスケープ)等のソーシャルキャピタルの観点も加えています。

(2)サステナビリティ
 自然資産を持続可能なものにするために、再生可能エネルギー・カーボンニュートラルの観点も加えています。

(3)Society5.0
 レジリエンスの向上とリダンダンシ―の確保に向けて、デジタル活用の最大化(DX)の観点も加えています。

2. SUGATAMIの概要
 SUGATAMIとは、都市機能・そこで暮らすひとびとの満足感・幸福感などの指標から、その地域の豊かさを可視化し、まちづくりを支援する取り組みです。
 インフラなどのパフォーマンスはもちろん、住民の気持ちのありかたまで可視化することで、その地域ならではの豊かさや特色、ポテンシャルをひも解くことができます。

[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2341/65581/700_467_20221124114741637edb4d13d49.png

<SUGATAMIの特徴・活用>
(1)定量的な客観データと新たな価値を創造するデータの活用
 省庁や自治体が公開するオープンデータを活用して都市のパフォーマンスを測定することにより、客観性と透明性を保持しています。加えて、長年に渡り広く一般にスタンダード化しているオープンデータを活用しているため、自治体の変化を継続的に時系列で確認することも可能です。また、普段から馴染みのあるデータであることから、直感的にも理解しやすく、自治体と住民の間で共通認識のもとに意見の交換をより深めることに役立ちます。
 オープンデータに加えて、位置情報や衛星データ等、先進的なデータを活用することで、これまでなかった新しい切り口での発見や新たな価値の創造に繋げます。

(2)スマートシティ国際標準規格やSDGs等に対応したまちづくりに係る幅広い領域をカバーした指標の採用
 SUGATAMIの設計にあたり、国内外で活用されているまちづくり指標・都市評価指標や、日本政府・省庁の施策等を調査・研究し、自治体や有識者等とも検討を重ねてきました。
 その結果として、スマートシティ国際標準規格(ISO37120シリーズ)やSDGsの考え方に代表される、経済、教育、環境など、グローバル基準にも対応したまちを構成する様々な分野において、まちの”いま”を可視化できる指標を採用しています。

(3)データの収集やレポート作成から結果の分析まで含めたトータルサポートを提供
 オープンデータや住民アンケートの収集、レポート作成までを一連でご提供します。そのため、自治体等のみなさまのご負担を軽減できます。また、レポートの結果分析に加え、これから進むべきまちの方向性・ビジョンをともに検討し、ビジョンの実現・実行といった、まちづくりの上流工程から下流工程までを視野にNTTグループとしてトータルサポートをめざします。

3.提供内容
(1)SUGATAMIベーシック
・SUGATAMIレポート
−幸福感、満足感、都市機能におけるまちの“いま”を可視化
−継続して測定していくことで経年比較が可能

(2)SUGATAMIプレミアム
・SUGATAMIレポート+分析サポート
−幸福感、満足感、都市機能におけるまちの“いま”を可視化
−継続して測定していくことで経年比較が可能
−インサイト分析(強み、弱み分析、幸福感・満足感・都市機能の相関分析 など)
−テーマ別分析(ソーシャルキャピタル、歴史・文化、レジリエンス、SDGs など)

4.提供条件
 SUGATAMIは現在、SSPP会員向けに提供しています。お問い合わせは以下までご連絡ください。
問い合わせ先:SSPP事務局 sspp-info-ml@ntt-ad.co.jp

5.今後の展開
 NTTグループはSUGATAMIを活用した”サステナブルでWell-beingな”まちづくり支援を開始します。SSPPを通じて、スマートシティに関する各種国際標準規格の活用や国際認証ISO37106取得※3支援とあわせ、まちづくり人材(ソーシャルデザイナー)の育成を含めた地域・住民により運営されるまちづくりをサポートし、実事例の創出と周辺エリアとの連携・他エリアへの展開により地域・住民の幸せ(Well-being)の最大化の実現にむけた継続的な取り組みを進めてまいります。

※1 SSPPの概要 https://digital-is-green.jp/
※2 2022年3月22日 NTT、NTTデータ経営研究所ニュースリリース
まちの「いま」を映す鏡「SUGATAMI」を活用したまちづくり支援の取り組みを開始
https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/03/22/220322a.html
※3 2022年2月24日NTTアーバンソリューションズ、NTT、NTTデータ経営研究所ニュースリリース
   「日本初となるスマートシティの国際認証ISO37106取得(BSI認証)」
   https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/02/24/220224a.html

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