プレスリリース
静岡文化芸術大学が12月1日に「令和4年度静岡文化芸術大学研究成果発表会」を開催 -- 研究成果を学内外に還元
静岡文化芸術大学(静岡県浜松市中区/学長:横山俊夫)は12月1日(木)に「令和4年度静岡文化芸術大学研究成果発表会」を開催する。これは、同大の教員らによる特別研究の成果やイベント・シンポジウムの実施から得られた成果を国内外に広く還元することを目的としたもの。当日は6名の教員が、自らの研究成果について発表する。なお、発表の様子はYouTubeでも配信され、オンラインで視聴することも可能(要事前申し込み)。会場参加の場合は申し込み不要。
静岡文化芸術大学では、教員の積極的な研究活動を支援することを目的に、教員特別研究費制度を設け、地域社会の発展に貢献できる研究などを支援している。
その成果を学内外に広く発表する機会として、このたび令和4年度の研究成果発表会を開催。新型コロナウィルスの感染状況を踏まえ、「会場での対面型」と「オンライン視聴」で実施する。概要は下記の通り。
◆令和4年度 静岡文化芸術大学 研究成果発表会
【日 時】 12月1日(木) 15:00〜18:15
【会 場】
・対面参加:静岡文化芸術大学 講堂
・オンライン参加:YouTube配信(予定)
【対象者】 誰でも参加可
【参加費】 無料(入退場自由)
【申 込】
・対面参加:申し込み不要
・オンライン参加:下記URLより事前申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfI4HOWVxPezOp1_whoVbEuPzE5WEkUECDRPFruoeC-mpdZjQ/viewform
[内 容]
・挨拶 横山 俊夫 学長
・芸術文化学科 立入 正之 教授
「『染色技法』の発達と『紋様デザイン』の展開」
「染色技法」の発達にともなう、「紋様デザイン」の展開を、京都や仙台など染色紋様の原点となる地から、浜松と遠州でさらに多様化する経緯を主軸に調査する。浜松市博物館、京都工芸繊維大学との研究連携も推進する。
・国際文化学科 武田 淳 准教授
「コーヒーの廃棄物を活用した新たなフェアトレード商品開発に関わる実践的研究」
フェアトレードのトレンドは、貧困削減から環境保全へと広がりつつある。本研究は、コスタリカを対象に、コーヒーの生産過程で生じる廃棄物(果肉や果皮など)を活用した、新たな食の創造を目指す実践的研究である。
・国際文化学科 西田 かほる 教授
「地域資源としての古文書を考える―川根本町殿岡家文書の調査研究」
川根本町の殿岡家が所蔵する古文書を調査し、目録を作成して史料の散逸を防ぐとともに、地域資源としての古文書の活用方法を探る。さらに地方名望家が担った「公」的な役割を解明し、地域社会に固有な歴史・生活・文化を考察する。
・国際文化学科 二本松 康宏 教授
「浜松市天竜区春野町における民間口承文芸(昔話)の採録調査」
浜松市天竜区春野町において民間口承文化財(昔話)の採録調査を実施する。昔話は家庭と地域に語り継がれた心と記憶の文化遺産である。その採録と公開を通じて地域アイデンティティの再生と継承の一助を目指す。
・デザイン学科 長嶋 洋一 教授
「メディアデザインにおけるレイテンシとジッタの研究」
メディアデザインにおける時間額的アプローチとして、時間的遅延(レイテンシ)と時間的揺らぎ(ジッタ)という2つの事象について調査検討するとともに、新しいモデル/手法/システムの提案を目指す。
・デザイン学科 亀井 暁子 教授
「SUACによる建築・インテリア・都市・環境系プロジェクト研究」
これまで受託事業等により数多く実践してき建築・空間・インテリア・都市・環境系プロジェクト。これらが提案してきた内容を総括し、提案のその後の経緯について調査することを通じて、それらの意義を考察する。
・講評 森 俊太 副学長
※詳細は下記URLを参照。
https://www.suac.ac.jp/event/02884/
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学 企画室
住所:静岡県浜松市中区中央2-1-1
TEL:053-457-6113
メール:kikaku@suac.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/