プレスリリース
東急バス×東京都市大学 バス営業所を活用した地域活性化事業の実証実験 -- 多世代が集まるバスの営業所 〜大学生が運営する地域交流会〜
東急バス株式会社(以下、東急バス 社長:古川 卓)と東京都市大学(学長:三木 千壽)は、11月10日(木)〜12月11日(日)まで、東急バス虹が丘営業所(川崎市麻生区)において、同大都市生活学部ユニバーサルデザイン研究室(担当教員:西山敏樹)の運営による実証実験を実施します。
両者は、東急グループに属するバス事業者、大学として、各々の事業や知見を活かし、地域の活性化に向けた産学連携による取り組みを行っています。
このたびの実証実験は、地域交通の拠点である路線バスの営業所にある「空きスペース」を地域の活性化に向けた住民交流のスペースとして開放し、この運営を大学生が担うことにより、若年から老年までの多世代が集う賑わいを演出するもので、これにより、バス営業所の空きスペースの新たな活用法を確立するとともに、地域活性化を通じて移動需要を喚起し、バス事業者の経営の一助とするものです。
当日は、趣味交流をテーマとした各種体験会のほか、同大都市生活学部の教員と学生による学びをテーマにした講義などを実施するとともに、終了後には、参加者による各種体験会の評価調査を実施し、得られたデータは交通経営、マーケティングの観点から、同ユニバーサルデザイン研究室が分析する予定です。
【実証実験概要】
1.場所:東急バス株式会社虹が丘営業所(神奈川県川崎市麻生区王禅寺963)
2.期間:2022年11月10日(木)から12月11日(日)まで(予定)
3.体験・講義内容(一例)
・アロマストーン作り体験会 [テーマ]香りある暮らしを気軽に実現しよう
・編み物体験会[テーマ]かぎ針編みでオリジナルパスケースを制作しよう
・写真撮影講習会[テーマ]虹が丘営業所のバスを題材に写真撮影方法を学ぼう
・合唱体験会 [テーマ]日本の童謡を通して世代を超えた交流を図ろう
・鉄道研究部 模型展示会 [テーマ]親子で楽しもう!みんなが大好きな鉄道模型が大集合
・大人の学び舎 [テーマ]イノベーション思考法を学ぼう
・出張講義
[テーマ]バリアフリーについて学ぼう
[テーマ]SDGsについて知ろう
[テーマ]バスを使いやすくするためのお話会
4.参加方法
別途予約フォームよりお申し込みください(添付QRコード参照)。
こちらの予約フォームについては、たまプラーザ駅周辺および虹が丘営業所周辺で配布予定のチラシ・ポスター、および東急バス、東京都市大学それぞれが展開する各種ホームページ・SNS等にてご案内する予定です。
※西山敏樹:東京都市大学 准教授 博士(政策・メディア)
ユニバーサルデザイン研究室 大学院環境情報学研究科都市生活学専攻(博士後期課程・博士前期課程)/都市生活学部
2015年に東京都市大学に着任。総合研究所未来都市研究機構ヒューマン・センタード・デザイン研究ユニット長等を歴任。大学や公的なシンクタンクの双方でユニバーサルデザインとエコデザイン(環境低負荷デザイン)の融合方策を実践的に研究・提案。路線バスの活性化方策に明るい、数少ない研究者として有名。最近は、買い物難民救済を目指して鉄道車輛を走るスーパーに仕立てた「買い物列車」の実証実験で受賞多数。ユニバーサルデザインを専門とする関係で人々のニーズを吸い上げる社会調査の各種手法にも精通。都市生活学部都市生活学科で、ユニバーサルデザイン、Urban Mobility、マーケティングリサーチ演習などの科目を担当。
▼実証実験に関する問い合わせ先
東京都市大学都市生活学部ユニバーサルデザイン研究室
担当教員:西山 敏樹
E-mail: nishibus@tcu.ac.jp
▼報道機関問い合わせ先
東急バス株式会社
経営統括室 企画部(広報担当)
TEL: 03-6412-0109
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/