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プレスリリース

横浜商科大学、鶴見区などが連携して11月から「2022年度 鶴見コンシェルジュ養成講座」を開講 -- 「ちむどんどん」に描かれた鶴見の原点

(Digital PR Platform) 2022年10月28日(金)08時05分配信 Digital PR Platform



横浜商科大学(横浜市鶴見区)、鶴見区などがつくる「鶴見コンシェルジュ養成講座実行委員会」は、11月から来年1月まで「2022年度 鶴見コンシェルジュ養成講座」(全8回)を開講する。これは、ワークショップ等を通して鶴見の魅力を多くの人に知ってもらうとともに、それを伝えることのできる人の輪を広げることを目的としたもの。今年度は「『ちむどんどん』に描かれた鶴見の原点」をテーマに、鶴見の近代史を「沖縄」「高度経済成長」「京浜工業地帯」の3つの視点から考察する。なお、この講座は同大の正規授業科目でもあり、学生らも受講する。受講無料、要事前申し込み。




 横浜商科大学は2015年、同大が所在する鶴見区と包括連携協定を締結。相互の緊密な連携と協力により、地域の課題に適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の発展に寄与することを目的として、観光PRや地域貢献、イベント開催等で協力しており、2018年からは「鶴見コンシェルジュ養成講座」を実施している。

 同講座は下記の3つを目的に開講される。
(1)鶴見区の観光案内やツアープランの企画・運営、観光によるまちづくりを担う人材の発掘・育成とともに、そうした人材の質を高めるための学び場を整え、区の観光発展やまちづくりの推進に寄与する。
(2)養成講座の開催によって鶴見区の観光やまちづくりに対する区民ひいては横浜市民の認知度や関心を高め、鶴見のブランドイメージの向上を図る。
(3)養成講座の受講を通じて「鶴見ファン」となる人びとを増加させ、彼らによって区の魅力や観光資源に関する情報が拡散されることを目指す。

 座学のみではなく、全講義のうちの約半分が見学や体験、ワークショップであることが同講座の大きな特徴の一つだが、コロナ禍により2020年度は休講、2021年度はオンラインでの実施となった。しかし今年度は規模を縮小して対面で実施。例年同様、鶴見の街や歴史にくわしい専門家、実際な活動をしている人などを講師に招き、鶴見区内の施設で講義が行われる。
 同講座は横浜商科大学観光マネジメント学科の正規授業科目(*)であり、横浜市内大学間単位互換制度の対象科目でもあるため、横浜商科大学をはじめ市内にキャンパスを持つ12の大学の学生が履修することができる。世代の異なる人びとが1つの教室で講義を受け、相互に交流する場としても重要な機能を果たしている。
 今年度は「『ちむどんどん』に描かれた鶴見の原点」を全体テーマとして実施。NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」に描かれた鶴見の近代史を、「沖縄」「高度経済成長」「京浜工業地帯」の3つの切り口から考察する。概要は下記の通り。

◆2022年度 鶴見コンシェルジュ養成講座 概要
【テーマ】 「ちむどんどん」に描かれた鶴見の原点
【会 場】 鶴見区役所 6階会議室
【プログラム】
●第1回 京浜工業地帯の形成と鶴見の銭湯 〜北陸出身者の活動を中心に〜
[日 時] 11月15日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 横浜都市発展記念館 吉田 律人
●第2回 高度経済成長期は住民運動の時代でもあった
[日 時] 11月22日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 横浜市史資料室 羽田 博昭
●第3回 私の見た、見ている、見たい鶴見沖縄県人会
[日 時] 11月29日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 横浜・鶴見沖縄県人会 幹事長 並里 典仁
●第4回 鉄道開通・鶴見駅開業150年 日本の近代化を支えた鶴見 〜農漁村から多文化共生のまちに〜
[日 時] 12月6日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 鶴見歴史の会 齋藤 美枝
●第5回 伝統行事やイベントで沖縄と鶴見をつなぐ 〜ウチナー祭や道じゅねーが目指すこと〜
[日 時] 12月13日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 株式会社おきなわ物産センター 代表取締役 下里 優太
●第6回 「ちむどんどん」に描かれた潮田周辺を散策(街あるきツアー)
[日 時] 12月17日(土) 10:00〜12:00(9:50集合)
[ガイド] 鶴見みどころガイドの会
[集合場所] 鶴見駅東口交番横広場
 ※小雨の場合は、コースを短縮することがあります(荒天中止)。
●第7回 京浜工業地帯の礎を築いた淺野總一郎 〜臨海部埋立に託した''夢''と''情熱''〜
[日 時] 12月20日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 鶴見歴史の会 酒井 晴雄
●第8回 記者の目で見た沖縄本土復帰50年
[日 時] 2023年1月17日(火) 18:00〜19:30
[講 師] 神奈川新聞社 統合編集局編成部 田中 大樹
【定 員】 各回30名(事前申し込み必須)
【受講料】 無料
【申 込】
 受講を希望する講義の開講日の2週間前から5日前の木曜日まで(第6回については3日前の木曜日まで)に、(1)受講希望の講義の開講日(2)講義タイトル(3)氏名を明記のうえEメールで申し込み。
【注 意】
・災害や交通機関のトラブル、講師の急病等の場合には休講になることがあります。
・新型コロナウイルス感染症の状況により中止、もしくは実施方法をオンライン(Zoom)に変更することがあります。

(参考)
・「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト
 「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト実行委員会との連携事業の一環として、学生記者が鶴見の沖縄料理店や「エイサー」のパレード、「ちむどんどん」の俳優陣などを取材。同プロジェクトの特設サイト内で紹介している。
 https://tsurumi-chimudondon.jp/news/

(*)鶴見観光まちづくりの実践/専門特論B
【開講学期】 2022年度 秋学期
【担当教員】 佐々 徹 教授
【授業の目的と概要】
 横浜商科大学の開学の地である鶴見区の現状や歴史的な背景について学びます。しかし、それを単に知識として身につけるだけではなく、そうした知識に基づいて新たな地域資源を発掘・開拓し、鶴見の魅力を広くアピールして地域の観光まちづくりの推進に貢献できることを講義のゴールに設定しています。
 都市観光や着地型観光、マイクロ・ツーリズムに関心のある皆さんや、在学中に鶴見の観光まちづくりに携わってみたいと考える皆さんには、とくに履修してほしいと思います。
【到達目標】
1.鶴見区の現状や歴史を理解し、他者に解説できる。
2.観光まちづくりの意義を理解し、他者に解説できる。
3.地域の観光振興課題を明らかにし、他者に提示できる。
4.観光まちづくりに対する解決策を示し、実践に貢献することができる。

(関連記事)
・横浜商科大学が横浜市鶴見区と包括連携協定を締結――鶴見区とともに発展する大学へ(2015.03.13)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-33789.html

▼講座に関する問い合わせ・申し込み先
 横浜商科大学 商学部教授・鶴見コンシェルジュ養成講座担当
 佐々 徹(さっさ とおる)
 E-mail: sassa@shodai.ac.jp


▼本件に関する問い合わせ先
横浜商科大学 アドミッション・広報部
高橋 寿佳
住所:〒230-8577 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾4-11-1
TEL:045-583-9043(平日9:00〜17:00)
メール:yccpublic_r@shodai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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