プレスリリース
2020年、コロナパンデミックに遭遇した日本は、マスクもワクチンも海外に依存するしかない事実を目の当たりにした。2022年、世界GDPにおけるシェアの下落、止まらない円安、進む日本の埋没に立ちすくむ今こそ、我々が進むべき方向を示唆する講座が求められている。
2008年から開講している多摩大学(東京都多摩市 学長:寺島実郎)寺島実郎監修リレー講座は、今年度で15年目となり、地域に根付いた講座となっている。年間春学期と秋学期に12回の講座を毎週木曜日、14時50分〜16時10分、各界の第一線で活躍する講師を迎え、今日的課題をテーマとした講座を開講している。
多摩大学 寺島実郎学長も、自ら3回の講座を担当している。近隣住民300名は、多摩大生と同じ会場で受講し、リピータ率は80パーセントを超える。60歳代と70歳代が中心となっているが、コロナ禍での開催で、対面受講とインターネットのオンデマンド配信を併用しているため、地域、年齢を問わず受講者の幅が広がっている。コロナ禍以前から、多摩大学湘南キャンパスへのライブ配信、九段サテライトでの録画放映も行い、自分の都合に合った受講の仕方を選ぶことができる。
これまでの常識が覆える生命科学、日本以外のアジアの台頭、核戦争も辞さないロシアのウクライナ侵攻、国内的にも、食料自給率向上、気候変動により年々増える災害に対応する医療防災産業の創生、人生100年時代の宗教からレジリエンスへなど、我々が立ち向かう課題について、学び続けなければならないとの寺島実郎学長の想いが込められたこの講座の持つ意味は、広く深い。その理念に共感する一般市民受講者の熱意は、この先80年を生き抜く若い学生たちの感性に刺激を与えている。多摩大学の真価は、100年の時を見据えて今この講座に集約されている。
寺島実郎学長のリレー講座 PR動画
https://www.youtube.com/watch?v=YdGoHBR2ifk&t=15s
<2022年度秋学期リレー講座 講師陣>
第1回 寺島実郎 学長 多摩大学
「コロナ、ウクライナ危機を超えて―2022秋の意味」
第2回 柯 隆 氏 東京財団政策研究所 主席研究員
「内憂外患、習政権三期目の政策課題―ポスト安倍の日中関係の新動向」
第3回 金 美徳 教授 多摩大学
「ユーラシア地政学から考える朝鮮半島と日本」
第4回 小林 昭菜 准教授 多摩大学
「ウクライナ問題の所在」
第5回 粕谷 賢之 氏 日本テレビ放送網株式会社
「ポスト安倍政治の動向と今後の展望」
第6回 古田 大輔 氏 ジャーナリスト
「『フェイクニュース』とファクトチェック―デジタル時代の情報収集のあり方―」
第7回 真壁 昭夫 特別招聘教授 多摩大学
「世界経済の行方と金融市場動向」
第8回 寺島実郎 学長 多摩大学
「世界認識の再構築―近代史の中での世界と日本を問い直す」
第9回 渡部 恒雄 氏 笹川平和財団
「大国間競争時代の米国の戦略」
第10回 涌井 雅之 氏 造園家・ランドスケープアーキテクト
「環境革命の時代に〜持続可能な未来づくり=自然共生文明へ〜」
第11回 田中 優子 氏 法政大学 前総長
「循環型社会としての江戸時代」
第12回 寺島実郎 学長 多摩大学
「2023年の世界展望と日本の在り方」
※多摩大学 寺島実郎監修リレー講座「現代世界解析講座」の詳細は以下から
(次回の講座の受講申込は2023年春学期となります)
https://www.tama.ac.jp/relay/
▼本件に関する問い合わせ先
多摩大学学長室
山本紀子
住所:東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1
TEL:0423377300
FAX:0423377103
メール:yamamoto@tama.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/