プレスリリース
追手門学院大学の舞台表現プロジェクト「STEP」が子ども食堂の意義を考える『ボクモ、僕も』を制作 -- 11月18〜21日に安威キャンパス、12月4日に静岡県藤枝市で公演
追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)社会学部舞台表現プロジェクト(通称 STEP)の学生らが「子ども食堂」をテーマにした演劇作品『ボクモ、僕も』を制作した。これは、子ども食堂の取り組みが抱える悩みや役割・意義を改めて考えることを目的としたもの。11月18日(金)〜21日(月)に茨木市の同大安威キャンパスで、12月4日(日)には静岡県藤枝市の白子ノ劇場で公演を行う予定。いずれも入場無料、要事前申込。
子どもたちに食事や居場所を提供する「子ども食堂」は、NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が2021年に行った調査によると、コロナ禍以前に比べ開催が2割余り増え、現在全国約6000か所で開催されているとされる。
このたびの舞台は、「子ども食堂」の取り組みが抱える悩みや役割・意義を改めて考えることを目的としたもの。公演を行うのは、表現活動を通して主体性を磨き、他者との協働力などを学ぶ追手門学院大学社会学部舞台表現プロジェクト(通称 STEP)の学生24人。これまでハンセン病や先天性の障がいなど、社会的なテーマを取り上げ、自らも学びながら作品を制作してきた。
第10回公演となる今作は、実際に子ども食堂のボランティアに参加している田中育(はぐみ)さん(心理学部3年)が、自身の体験や子ども食堂に関わる人たちの話をもとに脚本した。作品では、子ども食堂を運営するスタッフや地域住民、学生ボランティアなどの役を学生らが演じ、利用者の家庭環境や食堂運営の財政的な問題、地域の人たちとの関係などから起きるさまざまな出来事を描きながら、「子ども食堂」の存在意義や役割を改めて考える内容となっている。
公演にあたっては、社会福祉やソーシャルワークを専門とする古川隆司教授(追手門学院大学社会学部)を学術アドバイザーに迎え、大学の近くで開催されている子ども食堂のボランティアから話を聞くなどし、学びを深めた。
脚本を担当した田中さんは「子ども食堂の意義やご飯を誰かと食べることの大切さを、考えるきっかけに繋げたい」と話している。
11月18日(金)〜21日(月)に安威キャンパスで公演を行うほか、12月4日(日)には2018年以来となる静岡県藤枝市の白子ノ劇場における出張公演を予定している。
◆「ボクモ、僕も」公演情報
【公演会場/日時】
■追手門学院大学 安威キャンパス
・11月18日(金)〜21日(月)
※11月18日(金)と21日(月)は18:00〜開演、19日(土)と20日(日)は14:00〜開演
■静岡県藤枝市 白子ノ劇場
・12月4日(日)
※開演は13:30〜と17:30〜
【料 金】無料
【申 込】以下の事前予約フォームから予約
<安威キャンパス>
https://stage.corich.jp/stage/186248
<白子ノ劇場>
https://stage.corich.jp/stage/186249
【出 演】
・追手門学院大学 舞台表現プロジェクト「STEP」の学生
【脚本・演出・監修】
・脚本:田中育(心理学部3年)
・演出:石橋凜(経済学部3年)
・監修:横田修(追手門学院大学社会学部 准教授)
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https://www.u-presscenter.jp/article/post-44491.html
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