プレスリリース
【京都産業大学】情報理工学部 伊藤 慎一郎准教授らがSDGsの達成に向けた国際的イベント「Global Goals Jam2022」を開催
京都産業大学情報理工学部 伊藤慎一郎准教授は、九州大学、山口大学の教員と共同で持続可能な開発目標SDGsの達成に向けた「Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022(GGJ)」(※)を企画し、市民参加型ワークショップを開催した。
国際的イベントGGJは、デザイン手法とデザインスプリントのプロセスを共通言語とし、専門性や年齢、分野を超えた共創を目指したSDGsへ貢献する世界規模の取り組みを行っている。今年は、SDGsに関連する課題や問題を抱える当事者からワークショップのテーマが提供され、京都・山口・福岡の3会場でそれぞれ課題解決に向けて取り組んだ。
京都会場を担当した伊藤准教授は、「まちかどの小型公園を、みんなのTHIRD PLACEにするには?」と「『森づくり』と『ものづくり』をどう繋げる?」の2つのテーマの課題解決に向けて参加者と共に取り組んだ。イベント当日は、デザイナーや研究者、行政職員、学生、留学生などさまざまな市民が参加し、会場であるFabCafe Kyotoの近隣の公園へのフィールドリサーチや、「森づくり」と「ものづくり」についてのプロジェクトパートナーとの対話を通じて課題への理解を深め、課題に対するアイデア発想、それを具体化するプロトタイプを制作し、プレゼンテーションを行った。
伊藤准教授は「SDGsという地球規模の課題の解決にはグローバルとローカルの双方をつなぐ視点と地域を越えたトランスローカルな共創が重要である。デザイン学の知見により、専門家や市民がそれぞれの多様な視点を共有し創造的にSDGsへと取り組むことができる。
今後もSDGsの達成へ向けたトランスローカルなデザインの可能性に継続的に取り組んでいきたい」と語る。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
※Global Goals Jam
2016年に国連開発計画とアムステルダム応用科学大学が主体となって始めた国際的なイベント。SDGsの達成に向け、グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す2日間の市民参加型ワークショップ。デザイナー、プログラマー、エンジニア、研究者、学生など、様々な人がクリエイティブな発想や力を持ち寄り、SDGsへ貢献する世界規模の取り組み。世界中でこれまで200以上のイベントが開催され、8000人以上が参加し、1000以上のアイデアが生み出されている。京都では2018年から実施され、伊藤慎一郎准教授とFabCafe Kyotoが共同開催している。
■関連リンク
・【情報理工学部】伊藤 慎一郎研究室がSDGsをテーマとした国際的ワークショップに関するトークイベントを開催
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/2022_ise/20220803_196_Translocal.html
・Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022特設サイト
https://fabcafe.com/jp/events/kyoto/ggj-tlj-2022/
・京都産業大学情報理工学部 伊藤 慎一郎准教授
https://www.kyoto-su.ac.jp/faculty/professors/ise/ise_ito_shinichiro.html
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