プレスリリース
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下TVISION)は、2022年4-6月における企業CMランキングの公開をお知らせいたします。
■企業CMランキング 概要
テレビが点いているなかで、テレビ画面を見ている人の割合を注視含有※として算出し、CM単位で集計した「企業CMランキングTOP30」を作成しました。
対象CMは、2022年4月4日〜7月3日に初回放送があり、関東で100GRP以上のCM出稿があった全企業の企業CM※です。
なお、100GRPとは、対象期間中に世帯視聴率約5%の番組に15秒CMを20回放送した量に相当します。
※注視含有:アテンション含有率より改称
※企業CM:特定の商品・サービス名ではなく企業としてのメッセージを伝えるCM。区分はTVISIONの定義に準ずる。
今回のランキングを、2022年1月~3月の前回の企業CMランキングと比較すると、コロナ禍を意識したものは非常に少なく、企業姿勢やより良い未来を意識させるようなテーマのCMが多くランクインする結果となりました。
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■ランクインしたCMに見られた共通の項目
1.化学品、部品メーカー、物流といったBtoBでのビジネス展開を中心とした企業グループのCMが数多くランクインしました。
2位:ヤマエグループホールディングス「地域性を、可能性に。」篇 30秒
4位: Sky「開発者の想い」篇 60秒
6位:バルカー「次の100年へ」篇 30秒
12位:NIPPON EXPRESSホールディングス「SAMURAI SPIRIT 2022」篇 30秒
14位:凸版印刷「TOPPA!!! TOPPAN 医療・ヘルスケア」篇 30秒
15位:太陽ホールディングス「宇宙少女2022特別」篇 30秒
24位:JX金属「学校」篇 30秒
25位:東レ「青空サイエンス教室オンライン2021」篇 30秒
29位:ニプロ「Life is」篇 30秒
2.建設会社、住宅・住宅建材メーカーといった業界の企業CMが、数多くランクインしました。コロナ禍によるリモートワークの増加に伴い、住宅への興味関心が高まりニーズも増加した背景から、視聴者も興味をもってCMを見たと考えられます。
7位:ダイワハウス「共創共生 生きる歓び」篇 30秒
16位:タカラスタンダード「次のスタンダードをつくるんだ。」篇 30秒
17位:大林組「おおばや氏とぼく〜森と生きる街」篇 30秒
28位:パナソニックハウジングソリューションズ「つづいていくモノがたり」篇 30秒
30位:タクトホーム「家も街も、好きになる。」篇 30秒
■複数CMがランクインした企業
下記のCMは、同一企業で複数のCMがランクインしていました。
SUBARU:2本(3位、8位)同シリーズCMの秒数違いのCM
パナソニック:2本(5位、9位)同シリーズCMの別バージョン
ジャックス:3本(10位、13位、20位)小松奈々さんが出演するシリーズCM
■1位から10位までのCMの詳細
1位から10位にランクインしたCMの詳細については、以下でご紹介いたします。
●1位:サントリー「人生には、飲食店がいる。人と」篇 60秒
吉高由里子さんがナレーションを担当。お酒を飲みながら人々が語る様子を邦画のワンシーンを使って紹介するCM。数多くの俳優たちが登場する。
●2位:ヤマエグループホールディングス「地域性を、可能性に。」篇 30秒
ヤマエグループの「流通のトータルサポーター」としての姿勢を映像を通じて訴求する企業姿勢が表現されたCM。
●3位:SUBARU「いのちの交差点」篇 60秒
SUBARUの独自の運転支援システムであるアイサイトの技術を紹介。死亡交通事故ゼロの未来を目指す、企業姿勢を伝えるCM。
●4位:Sky「開発者の想い」篇 60秒
イメージキャラクターの藤原竜也さん出演のCM。Skyの開発者たちが人々のより良い未来を想像しながら開発業務に勤しむ様子が描かれている。
●5位:パナソニック「Make New オープニング」篇 30秒
パナソニックが策定したアクションワード「Make New」を告知するデザイン性の高い動画。
●6位:バルカー「次の100年へ」篇 30秒
バルカーの社内での会議の様子や歴史などを見せつつ、今後100年にわたる起業姿勢などを紹介するCM。
●7位:ダイワハウス「共創共生 生きる歓び」篇 30秒
ダイワハウスグループの基本姿勢である「共創共生 生きる歓び」の表現として、社員を含めた人々で演奏し歌う作品。
●8位:SUBARU「いのちの交差点」篇 30秒
3位にランクインしたSUBARUの独自の運転支援システムであるアイサイトの技術を使って、企業姿勢を伝えるCMの30秒バージョン。
●9位:パナソニック「Make New QR」篇 30秒
5位にランクインしたパナソニックが策定したアクションワード「Make New」の別バージョン。
●10位:ジャックス「物以上の、物語を。キャンプ道具」篇 30秒
ジャックスの「物以上の、物語を」シリーズの一つで、“ためになる消費”をテーマに、小松奈々さんがお買い物を通じて彩り豊かな生活を送る様子が描かれたCM。
このランキングは、自社の企業イメージを定点観測していくデータのひとつとしてお役立ていただければ幸いです。 31位以降のランキングが気になる方は、下記よりお問合せください。
【TVISION INSIGHTS株式会社について】
TVISION INSIGHTS株式会社は人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、TVISIONが独自に開発した人体認識技術を
搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というTVISION独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計160社以上のクライアントにご活用いただいています。現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクティッドTVの注視データを提供しています。
本件に関するお問合わせ先
TVISION INSIGHTS株式会社 広報担当 佐野、峯島
東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル6階
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Tel(担当直通) 050-5468-2785
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