プレスリリース

シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社

シュローダー、デジタル資産への戦略的投資を発表

(Digital PR Platform) 2022年07月20日(水)17時43分配信 Digital PR Platform

シュローダー(本社:英国 ロンドン)は、ブロックチェーン技術とデジタル資産に特化した資産運用会社Forteus(フォルテウス)の少数株式を取得したことを発表しました。Forteusは、デジタル資産投資を幅広く提供するNumeus(ヌメウス)グループの資産運用部門です。

Two Sigma Advisers(ツーシグマ・アドバイザーズ)の元CEOであるノベル・グラティ氏が率いるNumeusは、グローバル企業で長年の経験を積み、デジタル資産への情熱を共有する金融、ブロックチェーン、テクノロジーの専門家集団によって設立されました。

シュローダーは、この分野における継続的な教育と研究を支援し、顧客の利益に資する投資ソリューションを開発するため、ブロックチェーン技術とデジタル資産における最先端のスペシャリストに投資することを選択しました。Numeusの研究や技術プラットフォームから学ぶことで、ブロックチェーンが資産運用業界にもたらす変革の恩恵を活用し、トークン化戦略を発展させることができるようになります。

Forteusは、外部運用会社を活用したカスタマイズされたポートフォリオやテーマ別アクティブ運用ポートフォリオの他、将来的にはトークン化を含む幅広い投資ソリューションを提供します。準備が整い次第、シュローダーは顧客にForteusの戦略を提供する予定です。


シュローダー グループCEO ピーター・ハリソンのコメント:
「ブロックチェーンは、資産運用業や金融サービス業の他、多くの産業において根本的な変化をもたらす触媒となるでしょう。ブロックチェーンは、既存ソリューションの効率を一変させるだけでなく、プライベートアセットの民主化(より幅広い層からの投資が可能になること)を促進する可能性があり、技術・金融イノベーションの新たなフロンティアを象徴するものといえます。」


Numeusグループ CEO ノベル・グラティ氏のコメント:
「シュローダーをForteusの投資家として迎えることができ、大変うれしく思っています。私たちは、Numeusのデジタル資産、テクノロジー、定量調査に関する専門知識と、シュローダーのブランド、資産運用における豊富な能力、世界的な販売網を組み合わせ、サービスを提供していくことになります。これにより、これまで、進化の速いこの資産クラスへの投資が難しかった投資家にもサービスを提供することができるようになります。」


イノベーションはシュローダーのDNAの一部であり、200年以上にわたってビジネスの進化と成長を可能にしてきました。フィンテックの新興企業は、Cobalt(コバルト)という定評あるプログラムを運営するシュローダーとは相性がよいといえます。このプログラムは、最先端技術を活用するイノベーターへの投資に特化しています。

Blackstone Alternative Asset Managementの元共同CIOであるギデオン・バーガー氏が、Forteus会長(非常勤)を務めています。Forteusは、クリプト・バレーと呼ばれるスイスのツーク中心部に拠点を置き、ニューヨークにも事務所を構えています。

Numeusの詳細についてはこちら(https://www.numeus.xyz/
)を、Forteusの詳細についてはこちら(https://forteus.com/?doing_wp_cron=1658277459.8189809322357177734375
)をご覧ください。


以上



■シュローダー・グループのESGの取組み
「質の高いコーポレートガバナンス体制を確立し、本業を通じて、環境や社会の変化および課題解決に対応する企業は、長期的に企業価値の向上と持続的成長が期待できる」という考えのもと、シュローダーは20年以上、ESGの要素を取り込んだ運用を実践しています。
ESGの観点を加味した運用を通じて、社会や環境にインパクトを与える真の企業価値向上を促すと同時に、社会や経済全体の利益となり、投資収益の拡大にも繋がることを目指しています。


■シュローダー・グループの概要
シュローダー・グループは、資産運用サービスを通じてよりよい未来への貢献を目指す、英国屈指の独立系資産運用グループです。ロンドン証券取引所に上場しています。1804年の創業以来200年以上にわたり、年金基金から機関投資家、個人投資家まで、世界の投資家に、長期的な視点に立ち幅広い投資ソリューションを提供しています。現在、運用資産総額は約114兆円*に上ります。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
※2021年12月末現在。 *7,316億英ポンド、1英ポンド=155.97円換算。
※本資料におけるシュローダー・グループとは、シュローダーplcを直接もしくは間接的に親会社とする会社などを言います。



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