プレスリリース
東京工芸大学(学長:吉野弘章)芸術学部(所在地:東京都中野区)マンガ学科の学生有志による「マンガ似顔絵隊」が、長谷寺(神奈川県鎌倉市)で5月に行われた青空市「長谷の市」を皮切りに活動を再開した。コロナ禍により休止していた期間は約2年。この度の青空市「長谷の市」への出展は今後の活動への試験的実施となり、6月には同大オープンキャンパスに参加しイベントを盛り上げた。
同大「マンガ似顔絵隊」は2009年に当時マンガ学科1期生(当時3年)の学生らを中心に結成され総勢50名を超える団体。活動初期は学内と厚木市内の地域イベントを中心としていたが、次第に近隣の自治体などからも声がかかり活動の場を広げ、東京都・神奈川県を中心にさまざまなイベントで活動を行っていた。
外国人観光客も増加し、結成10年を迎え東京オリンピックを目前に活動が定着した矢先に、新型コロナウイルス感染症の拡大によりイベントの中止などが相次ぎ、「マンガ似顔絵隊」もイベントでの活動休止を余儀なくされた。
しかしこのたび、鎌倉市の長谷寺で5月に開催された「長谷の市」で試験的に復活。久々に隊旗(のぼり)が鎌倉の空に翻った。 新入生はもとよりほとんどの隊員がイベント初参加となったが、モデルとの距離を十分にとり、マスク及びアルコール消毒を設置、1人あたりの時間を15分以内と短時間に収めるなどの対策を行い検証した結果、コロナウイルス感染症にともなう対策に柔軟に対応できると判断し、今後の活動を再開することとした。6月19日には同大オープンキャンパスで活動を実施しイベントを盛り上げた。
2023年10月5日、同大は創立100周年を迎える。今後も同大は芸術学部を有する大学として、アートを通じて地域社会の活性化につながる様々な取り組みを行っていく。
■マンガ似顔絵隊
2009年結成。隊員は卒業生を含め総勢50名を超え、卒業後もウェブを利用した似顔絵の仕事を受けるなど、マンガ家やイラストレーターとしての仕事に特技を役立てているメンバーがいる。初期は厚木を中心に、学内はもちろん、市内の「鮎まつり」や「あつぎ国際大道芸」などの地域イベントに参加。 次第に近隣自治体や、鎌倉市のお寺の青空市などからも声がかかるようになり、経験を広げるとともに、鎌倉では国際交流にも一役買っている。また、2011年夏には福島市で行われたマンガ家しりあがり寿さん主催の復興イベントにも参加した。
2019年は中野区をはじめ千代田区や大田区の都内、さらには川崎市、横浜市、鎌倉市、小田原市、南足柄市にも遠征。厚木市では引き続き「あつぎ国際大道芸」で活躍した。
現在は、メディア芸術分野の人材育成・研究拠点の場である中野キャンパスで週に1度、放課後に活動。6月には同大オープンキャンパスに出展。
■東京工芸大学 芸術学部
1994年に設立(所在地:東京都中野区)。
メディア芸術を中心とした7学科を有し、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」分野のプロフェッショナルを育成している。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/
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