プレスリリース
【産業能率大学】湘南オリーブで地域創生を目指す「地域ブランド創造プロジェクト」授業がスタート 〜履修学生が二宮町 ユニバーサル農場を訪問〜
産業能率大学 情報マネジメント学部では、4月より新規科目「地域ブランド創造プロジェクト」を開講、授業がスタートし、23名の学生が履修しています。
この授業では、湘南地域で手絞りされたオリーブ油のブランド化を目指したマーケティングプランの立案を目指すと同時に、オリーブそのものの栽培、収穫を学生自らの手で行っていくことも計画しています。4月より開講された授業では、プロジェクトとして取り組むことの意義や湘南地域の特性について理解を進めてきました。
この授業の一環として、神奈川県二宮町でオリーブを栽培し、地域ブランドとしても商品を展開しているユニバーサル農場を5月14日に訪問、農場主の濱田氏よりオリーブの品種による栽培の方法や実の収穫、オリーブ油の搾油、商品化までの過程や実際の課題等についてお話を伺いました。
参加した学生からは、「同じ場所で隣同士に植えられていても生育状況に差がある木があるが、何か条件が変わってくるのか」、「欧米のように木から落とす形で収穫するのと、手摘みで収穫するのでは商品価値に違いが出てくるのか」等、活発な質問が寄せられ、農場での講義は2時間にも及び、オリーブの地域ブランド化に学生たちが自分事として取り組む決意が感じられました。この見学を通じて、オリーブの地域ブランドとしての価値、可能性について理解を深め、前期はレストランメニューの開発に取り組んでいきます。
今回のユニバーサル農場訪問は4月26日に二宮町役場で調印された地域振興協定(二宮町・湘南ファームビレッジ・ユニバーサル農場・産業能率大学)に基づき、湘南オリーブのブランド化を通じて湘南地域の振興を図る取り組みの一環として実施されたものです。農場で生み出される湘南オリーブを産業能率大学の学生たちの若い感性で新たなマーケティングプランとして提案し、町を通じて普及を図っていくことを計画しています。
今後の取り組みにご期待ください。
【ユニバーサル農場訪問 学生の声】
情報マネジメント学部2年 宮内那奈
オリーブ栽培は比較的簡単と聞いていましたが、全くそうではなく、成樹になるまでに時間がかかり、収穫量も安定せず、想像していたよりずっと難しいと感じました。
私の実家は農家です。地域創生に地元の農家がつながるヒントが欲しいと考え、この授業を履修しました。農家も収穫した作物を店頭で販売するだけでなく、もっと価値を高め売り出していく積極的な姿勢やこれまでの枠組みを超えた発想が必要だと考えています。そのために、この授業でオリーブを題材とした商品開発やブランド構築を実際に体験できることにとても期待しています。
わたしたちの取り組みが、湘南オリーブというブランドを全国に発信し、全国の消費者と地域、そして地元の農家を繋ぐ架け橋になればと考えています。そしてそのノウハウを地元に持ち帰ることができたら嬉しいです。
【ご参考】
■産業能率大学 産学官連携の「地域ブランド創造プロジェクト」が始動!
二宮町(地方自治体)×株式会社ファームビレッジ湘南×産業能率大学
URL: https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/society/collab/olive.index.html
■ユニバーサル農場
URL: https://universal-farm.jp/
■二宮町「湘南オリーブによる地域振興に関する連携協定」
URL: http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/soshiki/toshi/sangyoshinko/shokokanko/oshirase/1650946159238.html
■二宮町「オリーブ事業の推進」
URL: http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/soshiki/toshi/sangyoshinko/norinsuisan/n02/tokusanbutu/olive/1441761658571.html
【産業能率大学】
■ホームページ: https://www.sanno.ac.jp/
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