プレスリリース
Wolfspeedの炭化ケイ素パワーデバイスがLucid Airの業界トップの性能とエネルギー効率に貢献
DURHAM,N.C. - Media OutReach - 2022年5月17日 - 炭化ケイ素技術のグローバルリーダーであるWolfspeed(NYSE:WOLF) は本日、Lucid Motorsの高性能純電気自動車「Lucid Air」に、同社炭化ケイ素パワーデバイスソリューションが採用されることを発表しました。WolfspeedとLucid Motorsは、Wolfspeedが炭化ケイ素デバイスを製造・供給するという複数年契約を締結します。
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Wolfspeedの自動車用1200V炭化ケイ素XM3ハーフブリッジパワーモジュール。
Lucid Motorsの製品担当上級副社長兼チーフエンジニアのEric Bach氏は「自社で設計・生産しているLucid独自のパワートレイン技術こそが「Lucid Air」を世界最先端で最高効率の卓越した高級電気自動車たらしめています」と話します。「高性能と高効率を完璧に融合したWolfspeedの革新的な炭化ケイ素MOSFETパワー半導体は、Lucidの先端技術にまさにフィットします。」
ニューヨーク州マーシーにある最先端のモホークバレー工場から、Wolfspeedの最先端炭化ケイ素半導体が数々の受賞歴を誇るLucid Airに供給されます。4月25日から稼働するモホークバレー工場は、世界最大の200ミリ炭化ケイ素の製造施設であり、Wolfspeedのパワーデバイスに生産能力の飛躍的な拡大をもたらします。今回のパートナーシップにより、Lucid Motorsは、長期的に自動車生産をサポートする生産能力が増強されます。
WolfspeedのGregg Lowe CEOは「Lucid Motorsは、電気自動車だけでなく、自動車産業全体における新たなリーダー企業です」と延べています。「世界が輸送のフル電気化という未来に向かうにつれ、炭化ケイ素技術は業界のEVへの移行の最前線に位置し、優れた性能、走行距離、充電時間をもたらします。モホークバレー工場への投資により、Lucid Motorsを含む当社クライアントが革新的ソリューションを市場に提供するために必要な先進製品が供給されます。」
Lucid Airのインバーターには、WolfspeedのXM3炭化ケイ素パワーモジュールが採用されています。XM3パワーモジュールは、スイッチング損失が低く、抵抗が最小で電力密度が高いため、Lucid Motorsの163ポンド/670馬力(74kg 500kW)の電気モーターの効率と電力密度に貢献します。
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