プレスリリース
〜長期的な需要増に対し、高性能・高品質な製品を安定供給〜
● 半導体需要の高まりに対して約70億円を投資し、半導体製造工程用のテープ生産能力を増強
● 当社三重事業所に工場を新設し、2025年4月より稼働開始
● 半導体製造工程へのソリューション提供を通して社会の変化を支えるインフラ強靭化に貢献
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は、半導体需要の高まりに対応し、今後も安定的に半導体製造工程用テープを供給していくため、約70億円を投資し、当社三重事業所の生産能力を2025年4月より増強します。
■背景
当社では半導体製造工程に用いられる仮固定用テープ(バックグラインディングテープ、ダイシングテープ、等)と接着用テープを製造・販売しており、半導体デバイスの多様化と日々進化する半導体の性能および製造工程に対し、当社コア技術のひとつであるポリマー技術を活かした製品を提供してきました。昨今のIoT、自動運転、5G向け需要の高まりやコロナ禍による生活スタイルの変化とともに、半導体の需要は今後も長期的に拡大し、さらに高性能になることが予想されています。当社は今後も高まる需要に対し、高品質な製品を安定的に提供し続けるため、当社三重事業所の生産能力を増強することを決定しました。
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仮固定用テープ
SP・CP・UC・FCシリーズ
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接着用テープ(ダイシング-ダイアタッチフィルム)
NEX・AFシリーズ
■内容
本投資により、需要の高まりに対する十分な供給力を確保するだけでなく、最新の設備を導入することによって、更に高性能かつ高品質な製品を提供し、お客様の期待に応えていきます。また、新工場に太陽光発電設備やエネルギー効率に配慮した設備を導入することで、生産工程の環境負荷を低減します。
当社は今後も半導体製造における幅広いソリューションを提供し、社会の変化を支えるインフラ強靭化に貢献してまいります。
所在地:古河電工 三重事業所内(三重県亀山市能褒野町20番地16)
着工:2022年9月
量産開始時期:2025年4月
新工場延床面積:8千平方メートル
設備投資額:約70億円
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現在の三重事業所内半導体製造工程用テープ工場
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182