プレスリリース
日鉄スチール株式会社(日本製鉄(株)の100%子会社。以下、日鉄スチール)は、このたび同社が製造するH形鋼製品について、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の「エコリーフ環境ラベルプログラム*1」に基づく環境宣言(以下、エコリーフ*2)を取得しました*3。
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日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、日本製鉄のH形鋼製品を製造してきた同社東日本製鉄所君津地区の大形ラインを休止後も、日鉄スチールとの連携により、引き続き日本製鉄グループとしてH形鋼製品の全てのサイズについて従来と同様に製造を行います。さらに、この度の日鉄スチールによる同社製品のエコリーフ取得により、環境情報についても、同社製品の情報を含めて引続きお客様へご提供することが可能になりました。
日鉄スチールが取得したエコリーフは「JIS Q 20915:2019 鉄鋼製品のライフサイクルインベントリ計算方法」に準拠した環境ラベルであり、材料調達から製造までの地球温暖化係数(温室効果ガス排出原単位)の値に加え、鉄スクラップリサイクルの効果を反映した値も表示しています。お客さまがこのエコリーフを参照することで、同社が製造するH形鋼についても、鉄鋼製品のライフサイクル全体での環境負荷をお客様は把握することができます。
日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に積極的に取り組んでいます。今回の宣言を含め合計23製品のエコリーフを取得しており、今後もグループ一丸となってその取組みを進めて参ります。
(*1) 「エコリーフ環境ラベルプログラム」は、2022年4月1日に「SuMPO環境ラベルプログラム」(英名:Japan EPD Program by SuMPO)に改名されました。
(*2) エコリーフ
国際規格ISO 14025に準拠した「タイプV環境宣言」いわゆるEPD(Environmental Product Declaration)の1つ。EPDは、宣言された製品の資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの定量的な環境情報を示しており、(一社)サステナブル経営推進機構が管理運営している。企業活動におけるCO2削減目標や製品の環境負荷を定量的に設定・評価するための客観的な根拠として活用されています。
(*3) 今回のH形鋼のエコリーフ
当製品の宣言登録番号はJR-AJ-22002Eです。宣言内容はhttps://ecoleaf-label.jp/
から登録番号で検索して確認、ダウンロードすることができます。
(お問い合わせ先)
・リリースに関するお問い合わせ
日本製鉄株式会社 総務部広報センター 03-6867-3419
・製品、事業に関するお問い合わせ
日鉄スチール株式会社 生産企画部 073-454-1135
以 上
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