プレスリリース
〜産業レーザ事業の拡大とライフサイエンス領域の新事業創出を加速〜
● 三菱電線工業株式会社の光部品事業新会社の株式を40%取得
● 産業および医療用途のレーザ技術におけるシナジーを共創
● 古河電工グループ ビジョン2030に掲げる安全・安心・快適な生活の実現に向け、社会課題の解決と着実な事業化を推進
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一、以下「古河電工」)は、三菱電線工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内3丁目4番1号、取締役社長:宮下芳次、以下「三菱電線」)が分社化して設立する光部品事業の新会社に資本参加することとし、その株式の40%を取得するための株式譲渡契約を締結しました。
■背景
レーザは情報通信分野から材料加工、医療分野まで多岐にわたって活用されています。当社はxEV製造の基幹技術であるハイブリッドレーザを進化させた銅のレーザ溶接技術を有するほか、ライフサイエンス領域で非侵襲治療用途への展開を進めています。三菱電線は、医療および加工機向けのレーザガイドや半導体向けバンドルを中心としたノウハウを持ち、国内外で高い評価を得ています。
当社は、これらの事業の拡大・加速のため、共創パートナーとのシナジーを模索してきました。
■内容
当社は三菱電線と株式譲渡契約を締結し、同社が設立した医療用・レーザ加工用光ファイバの製造・販売・研究開発等を行う新会社の株式の40%を取得します。当社のフォトニクス技術と三菱電線の持つ特殊ファイバ製造技術および部品加工技術とのシナジーを通して、産業レーザ事業を拡大するとともにライフサイエンス領域での新事業創出を加速します。
当社は古河電工グループ ビジョン2030に掲げる安全・安心・快適な生活の実現に向け、社会課題の解決と着実な事業化を推進してまいります。
新会社の概要
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■関連ニュースリリース
青色レーザ出力1kWを実現したBlue-IRハイブリッドレーザ「BRACE(R) X」を販売開始
https://www.furukawa.co.jp/release/2021/kenkai_20211124.html
ライフサイエンスにおける新事業領域創出を加速
https://www.furukawa.co.jp/release/2021/kei_20210524.html
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
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古河電工グループのSDGsへの取り組み
https://furukawaelectric.disclosure.site/ja/themes/182