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Teledyne e2v、宇宙アプリケーション向け高性能アナログ・デジタル・コンバータのラインナップに、MIL-PRF-38535 Class Y準拠のEV12AQ600を追加

(Digital PR Platform) 2022年03月25日(金)17時02分配信 Digital PR Platform

仏グルノーブル - Media OutReach - 2022年3月25日 - 高信頼性半導体ソリューションを提供するTeledyne e2vは本日、宇宙品質規格QML-Yに適合した最先端クワッドコア・マルチチャンネル・アナログ・デジタル・コンバータ、EV12AQ600の供給を開始したことを発表します。


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1618/57227/400_257_20220325163604623d70e439542.jpg


QML-YはNASA主導のワーキンググループが策定した認証で、最新版のDLA MIL-PRF-38535で正式に公表されました。それまでのQML-Vは気密封止の組み立て工程のみに対応しており、新世代の組み立て技術(フリップチップ実装など)やスクリーニング、認定の工程が考慮されていませんでした。宇宙で使用される製品は信頼性が非常に重要ですが、QML Yにより宇宙システムメーカーは十分に検証された最新技術を活用することができます。Teledyne e2vはQML-Yワーキンググループに積極的に関与してきました。

EV12AQ600はQML-Y準拠の高速アナログ・デジタル・コンバータです。サンプリングレートは宇宙用途で世界最高水準となる6.4GSPSまで対応します。アナログ帯域は7GHzで、ADCを1チャンネルから4チャンネルに変換するクロスポイント・スイッチや、容易にマルチチップ同期を行える便利な機能を数多く搭載しています。放射線耐性は最大150kRadまで試験で確認され、宇宙用途として実証済みです。

マーケティングディレクターのニコラス・シャンティエは次のように述べています。「EV12AQ600 ADCに組み込まれた機能により、宇宙システムメーカーは設計を簡素化し、基板上の部品点数を削減し、ユニークなクアッド入力のクロスポイント・スイッチの柔軟性の利点を活かすことができます。信頼性の高い放射線耐性を備え、サイズ、重量、消費電力(SWaP: Size, Weight and Power)を抑え、次世代の宇宙システムに最適な再構成を可能にするなど、大きなメリットを提供します。」

EV12AQ600は現在、MIL-PRF-38535 class Yへの完全準拠を含め、エンジニアリング・認定モデルおよびフライトモデルのオーダーが可能です。

関連リンク:
http://www.teledyne-e2v.jpn.com/products/semiconductors/adc/ev12aq600/
https://landandmaritimeapps.dla.mil/Downloads/MilSpec/Smd/21214.pdf
https://landandmaritimeapps.dla.mil/Programs/Smcr/detail.aspx?source=E2V%20SEMI.&spn=5962-2121401YXF&vspn=EV12AQ600AMGH-Y

Teledyne e2vについて
Teledyne e2vのイノベーションは、ヘルスケア、ライフサイエンス、宇宙、輸送、防衛およびセキュリティ、産業機器の各市場の動向をリードしています。Teledyne e2vのアプローチは他社とは違います。お客様が抱える市場や利用上の課題に耳を傾け、お客様と協力して革新的なスタンダード、セミカスタム、フルカスタムのソリューションを実現し、お客様のシステムにさらなる価値をもたらします。

#Teledynee2v


本件に関するお問合わせ先
Yuki Chan
Marketing Communications Manager, APAC
yuki.chan@teledyne.com
T: +852 3679 3652

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