プレスリリース
「佛教大学小学生俳句大賞」は、全国の子どもたちに、俳句を通して言葉の楽しさを体験してもらいたいとの願いで2007年から始まり、第15回を迎える今回で最終回となります。
15回目となる今回は、日本全国や海外の小学生から、23,003句(低学年の部7,560句、高学年の部15,443句)の作品応募があり、俳人で本学名誉教授の坪内稔典氏、静岡県立大学学長の尾池和夫氏ら6名の選考委員による選考会を経て、このたび、入賞207句が決定いたしました。
入賞作品は佛教大学ホームページにて発表しています。上位入賞作品は以下のとおりです。
なお、表彰式は、新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、昨年と同様中止とさせていただきます。
〈第15回佛教大学小学生俳句大賞〉
〇上位入賞作品
[最優秀賞]
低学年の部
●海のよう心がゆれるいわし雲 (大阪府・吹田市立古江台小学校 3年生 伊藤 仁那)
高学年の部
●約分は半そでの気分夏近し (愛媛県・伊方町立三机小学校 6年生 佐々木 瑞姫)
[優秀賞]
低学年の部
●雪うさぎ明日の朝も会えるかな (京都府・京都教育大学附属京都小中学校 2年生 井上 美玖)
●じいちゃんに「王手」せみが鳴いている (富山県・高岡市立伏木小学校 2年生 角村 昴瑠)
●秋の風みえないけれどあじがする (高知県・土佐市立高岡第一小学校 2年生 久保 結)
●弟のえがおみたくて雪あつめ (滋賀県・守山市立物部小学校 2年生 塩塚 心々奈)
高学年の部
●ピーマンを切ったらなんとやばい顔 (東京都・足立区立千寿本町小学校 5年生 小寺 夏生)
●信貴山の廃線の道秋の道 (奈良県・三郷町立三郷北小学校 5年生 新田 和英)
●手を入れたらかみつきそうなあけびだな (宮崎県・日之影町立日之影小学校 6年生 飯干 蔵人)
●毛玉出る私のセーター今日も着る (和歌山県・田辺市立田辺東部小学校 6年生 岩本 穂乃佳)
※受賞された全作品はホームページで紹介しています。
https://www.bukkyo-u.ac.jp/haiku/
〇募集要項
【応募資格】小学生
【応募部門】低学年の部(1〜3年生)、高学年の部(4〜6年生)
【テーマ】 自由
【応募期間】 2021年10月1日〜2022年1月21日
【賞】 最優秀賞・優秀賞・選考委員特別賞・入選・佳作・学校優秀賞
【後援】 京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会
【ホームページ】 https://www.bukkyo-u.ac.jp/haiku/
【選考委員】 青砥 弘幸(佛教大学教育学部准教授) 伊藤 真宏(佛教大学学長) 尾池 和夫(静岡県立大学学長・俳人協会名誉会員) 坪内 稔典(佛教大学名誉教授) 原田 敬一(佛教大学名誉教授) 山本 純子(第55回H氏賞受賞の詩人・俳人)
▼本件に関する問い合わせ先
佛教大学 企画部 広報課
住所:〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
TEL: 075-493-9050
FAX:075-493-9040
メール: koho@bukkyo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/