プレスリリース
三井不動産の「COLORFUL WORK PROJECT」 ダイバーシティ&インクルージョン編 D&I推進の先駆的企業と共に、働く女性の“これから“を考える場と機会を提供
− サロン&セミナーを通じて、働く方々のリアルな悩みや本音を共有 −
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)は、誰もが自分のカラーを活かして働けるよう、「COLORFUL WORK PROJECT」を『三井のオフィス』のスローガンに掲げ、多様な働き方の実現をサポートしています。その活動の一環として、「Work-Life Bridge」では「女性の視点」に新しい働き方やライフスタイルのヒントがあるという考えのもと、様々な取り組みを行ってまいりました。
今回は2022年の国際女性デーに合わせて、社会課題である女性活躍の一助となることを目的とした「サロン&セミナー」を企画しました。『三井のオフィス』にお勤めの方々を対象に、3月8日にはサロン(トークディスカッション)を実施、3月1日〜21日にはオンデマンドセミナーを開催しています。
当社グループでは、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)の推進を重要な経営戦略の一つと位置付けています。今後も当社の活動や各企業との協業を通して、D&I推進および社会課題の解決に貢献してまいります。
◆Work-Life Bridge サロン&セミナー
2022年4月に「女性活躍推進法」が中小企業にも適用されるなど、政府主導で女性活躍が推進されていますが、企業側では、「ロールモデルとなる人物がいない」ことや、「ダイバーシティ推進への意識改革の必要性」などが課題となっています。また、当社がこれまで開催した「女性のキャリア&ダイバーシティ」に関するセミナーでは、参加者から「子育てと海外勤務や管理職への希望をどう両立したらよいか」「日本のジェンダーギャップが縮まらないのはなぜか」など、多くのリアルな声が寄せられていました。
このような課題・悩みの解決を図るため、今回は規模を拡大し、「女性のエンパワメントと多様性を考える」をテーマにサロンとセミナーを開催することとなりました。
1.サロン(トークディスカッション) <開催日:3月8日(火)18:15〜19:45>
当社のテナント企業で活躍する3名の女性がパネラーとして登壇し、働く方々のお悩みに答えるトークディスカッションを実施しました。参加者からは、「今後のキャリアに関わる選択を迫られた際、判断の”軸“としていることはなにか」「D&I推進は、理念と現実が乖離しているように感じる」「前向きに考え続ける思考法や、逆境の乗り越え方を教えて欲しい」など、リアルな本音や相談が寄せられました。
こうした声に耳を傾け、現実に目を向けながら、63名の参加者がパネラーとともに“これから”の働き方やD&Iの実現について考える機会となりました。開催後には、「それぞれの違いを認め合い、個性を活かしていくなど、一つ一つできることから始めようと思った」「現在自分のキャリアに悩み、変えようともがいていることが次につながると気付き、ポジティブになることができた」という声も届いています。
■パネラー
・島田 由香 氏(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社 人事総務本部長)
・大谷 英子 氏(野村ホールディングス株式会社 サステナビリティ推進室 ダイバーシティ&インクルージョン推進課長)
・臼井 文 氏(ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社 Director, Head of Public Relations)
2.オンデマンドセミナー <開催期間:3月1日(火)〜3月21日(月)>
2名のゲスト講師をお招きし、佐々木常夫氏には3人の子育てと妻の介抱をしながら仕事を両立し、東レ且謦役を務めたご経験をもとに、企業人・管理職としての働き方改革や仕事の進め方、ダイバーシティの重要性についてお話しいただいています。「ダイバーシティとは、まず自分のブランドを確立すること、そして多様な人材が機能し、違いを認めるだけでなく活かすことが重要である」とのメッセージもいただきました。
山口絵理子氏には、上質な革製品やジュエリー等のブランドであるマザーハウスでの取り組みを通じて、バングラデシュ、ネパール等途上国とのフェアトレードを実現する起業家マインドについてお話しいただき、それぞれの国や人の文化、価値の違いを理解することの重要性をご説明いただいています。
なお、本セミナーは、延べ234名の方々に参加申し込みをいただいています。※3月8日時点
@ 「個人も組織も成長するダイバーシティ」
家族とは、仕事とは、生きるとは? 個人や組織にとっての働き方改革・女性活躍の重要性
■ゲスト講師:佐々木 常夫 氏
(元東レ株式会社取締役/株式会社佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表取締役)
A 「志をカタチに –Keep Walking-」
マザーハウス代表による起業の道のりと、小さな想いから新しい道を創造する情熱と思考
■ゲスト講師:山口 絵理子 氏 (株式会社マザーハウス 代表取締役兼チーフデザイナー)
■「Work-Life Bridge」とは
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「Work-Life Bridge」は、仕事だけでなく、家事や育児などのライフも大切にしたいという『三井のオフィス』にお勤めの方々に向けて、オフィスを単に働く場としてだけではなく、Off-Timeも充実させる施策を実施。“Work”と“Life”の架け橋となり、その両面での充実をサポートしています。
<3つの活動軸>
「女性のキャリア&ダイバーシティ」「介護」「育児支援」の3つを活動の軸として、様々な施策を行っています。
#1 女性のキャリア&ダイバーシティ
毎年3月の国際女性デーに合わせて著名な講師をお招きし、「女性のキャリア&ダイバーシティ」に関するセミナーを開催しています。働く女性が直面する課題について考える機会や、相談の場を提供することで、多様な働き方の実現をサポートします。なお、本セミナーは昨年よりコロナ禍のため、オンデマンドで開催しています。
#2 介護
当社ケアデザイン室による介護セミナーを定期的に実施しています。2022年2月には、「後悔しない高齢者施設の選び方」をテーマに開催しました。高齢化が進み介護人口が増加する一方で、介護を理由に離職された方の約48%が「誰にも相談せずに」仕事を辞めているというデータ※もあることから、働く方々の課題に寄り添いながら、支えとなることを目指します。
※厚生労働省「平成28年度老人保健健康増進等事業の事業報告書」
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#3 育児支援
ビル内の「事業所内保育所」「企業主導型保育所」の設置や、長期休暇中の学童イベントを開催しています。昨年はコロナ禍で開催方法を変更し、夏休みの自由研究に使える「日本橋探求キット」を配布しました。こうした活動により、子供も親も充実した時間を過ごせる環境を提供しています。
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「日本橋探求キット」
Work-Life Bridgeの活動の詳細については、こちらをご参照ください。
https://www.and-life-biz.jp/efficiency/support.html
■「COLORFUL WORK PROJECT」とは
10人10色、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を選択できる、新しいオフィスの在り方を目指すプロジェクト。全国約150カ所に拠点を構える法人向け多拠点型シェアオフィス「ワークスタイリング」では、時間や場所に縛られない多様な働き方に対応するオフィスを提供しています。また、仕事の合間のリフレッシュや気分転換の仕掛けを備えたワークスペース「mot.ラウンジ」、企業の健康経営支援サービス「&well」など、様々な取り組みを通じ、ハードとソフトの両面から新しい働き方の実現をサポートしています。
COLORFUL WORK PROJECTについては、こちらをご参照ください。
https://www.mitsuifudosan-office.jp/
■女性活躍に向けた取り組み
当社は、D&Iの推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定しています。なかでも、重要なテーマである女性活躍推進については、グループ一体となって進めており、性別多様性に優れた企業で構成される株価指数「MSCI日本株女性活躍指数」の構成銘柄に4年連続で選定されました。
当社グループの女性活躍推進については、下記リンク先も合わせてご参照ください。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/hrm/women/
≪ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言≫
当社グループが経営理念として掲げるロゴマークは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」を象徴しています。不動産デベロッパーとして新しい価値を創造し続けるための原動力は人材という資産であると考えており、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、 多様な価値観・才能・ライフスタイルを持った人材が、それぞれの持てる力を最大限に発揮するための組織づくりをグループ一体となって進めています。
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
当社グループのSDGsへの貢献については、下記リンク先も合わせてご参照ください。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
目標8 働きがいも経済成長も
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう