プレスリリース
3月14日福島県楢葉町のガバメントピッチイベントにおいて、日本工業大学の学生が楢葉町との地域連携成果・ビジネスプランを発表
3月14日(月)福島県楢葉町で行われるガバメントピッチ(新規事業報告会)にて、日本工業大学(以下:本学)建築学部の学生チームが町の協力を得て完成したビジネスプランのプレゼンテーションを行います。
楢葉町は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故による全町避難からの復興の過程で、帰還と移住の双方を推進するために、また、震災の記憶を将来世代に伝えるためにも、大学生などの若い世代と連携出来る活動を模索していました。本学は、地域課題を産学連携・社会貢献・学生の気付きや学びに結びつける観点から、楢葉町での取材・調査を行い、震災・原発被災からの復興をテーマとした授業を行う等の協力活動を行ってきました。
また、本学では、以前から起業教育に力を入れており、授業「起業とビジネスプラン」では、履修生全員が各々のビジネスプランを作成し、その数は年間で数百プランにのぼります。
こうした経緯の中、本学建築学部の学生チームが空き家問題解決を目指して考案したビジネスプランである「我が家の思い出をアーカイビングするサービス」に、楢葉町をはじめとした復興地域の「心の復興支援」に発展できる可能性が見いだされました。令和3年夏に学生チームが楢葉町を訪問し、これから賄い付きシェアハウスとして生まれ変わる現地の旅館を舞台に、「旅館の想い出をアーカイビングする」ための測量・ヒアリング活動を行いました。楢葉町の協力を得て完成した本ビジネスプランは、震災・原発被災の復興に対して学生が「起業アイディア」という視点で協力するというユニークさと、実際に現地で試す・想定ユーザーの声を聴く積極性から、学内外のビジネスプランコンテストなどで高い評価を獲得しました。
楢葉町は今後も町を上げて起業家育成活動を行う方針を打ち出しており、その第一歩として、3月14日にJヴィレッジにて、ガバメントピッチ(新規事業報告会)イベントを行います。当日は楢葉町での起業を予定する5組の起業家によるプレゼンテーションに加えて、本学建築学部の学生チームも参加し、本年度の楢葉町をテーマにした連携活動・ビジネスプランの発表を行い、成果物である「想い出アーカイビングの模型」を楢葉町に贈呈いたします。
【実施概要】
■日 時:2022年3月14日(月) 10:30〜12:00
■会 場:Jヴィレッジ Jヴィレッジホール 福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8
■出 席 者:楢葉町町長 松本 幸英 氏
一般社団法人ならはみらい代表理事 渡邉 清 氏
■来 賓:NARAHAアンバサダー 石崎 芳行 氏
■一般参加:
1.事前申し込みの上、ご来場いただけます。
(お申し込みは本学ではなく楢葉町サイトよりお願いします)
https://www.town.naraha.lg.jp/information/event/007712.html
2.オンライン配信(どなたでもご覧になれます。)
●楢葉町公式YouTubeチャンネル ライブ配信(3月14日 10:30より開始)
https://youtu.be/4I3Ao3gewt4
日本工業大学
〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
TEL. 0480-34-4111(代)
https://www.nit.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
日本工業大学 産学連携起業教育センター
住所:〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
TEL:0480-33-7522 (火・木・金 10:00〜17:00 職員在席)
メール:sangaku@nit.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/