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プレスリリース

大阪経済大学×福祉事業所が連携し、地域の課題解決!様々な能力をもつ福祉事業所と、地域住民や中小企業のニーズを結び付ける「ビジネス・マッチング・プラットフォーム」の運営を開始

(Digital PR Platform) 2022年03月01日(火)08時05分配信 Digital PR Platform



大阪経済大学(学長:山本俊一郎/所在:大阪市東淀川区大隅2-2-8)は、福祉事業所と地域のニーズを結び付ける「ビジネス・マッチング・プラットフォーム」の運営をスタートし、第1弾として幼稚園の入園準備用品オーダーサービスを実施しました。




■大学と福祉事業所が対等な立場で連携。「支援」でなく「パートナーシップ」のもと継続的な関係を。

2021年8月、情報社会学部・浅田拓史准教授と学生が取り組む福祉事業所の課題解決を目指す研究の一環で「福学地域連携プロジェクト」をスタートしました。コロナ禍で実践的な学びの機会を失っていた浅田ゼミの学生たちが、同じくコロナ禍でイベント等の販売機会を失った福祉事業所を見つけてきたことがきっかけでした。
多くの障がい者が働く就労継続支援B型事業所の平均工賃は、月額15,776 円・時間額222円(令和2年度全国平均)と低く、障がい者が自立した生活を送るためには工賃向上が大きな課題となっています。そこで、ビジネスや経営を学ぶ学生らが共に何ができるかを考え、課題解決に向けて取り組んでいます。
プロジェクトの一つとして2021年11月から月1回、大学内で福祉事業所の自主製品を販売する「くすのきエール・マルシェ」を開催。連携した13カ所の福祉事業所に販路を提供するとともに、学生にとっては、事業計画の立案や小売ノウハウの習得といった実践的な学びの機会となっています。


■福祉事業所と地域のニーズを結び付ける「ビジネス・マッチング・プラットフォーム」の運営を開始。
大阪経済大学では、さらに福祉事業所の安定的な収益確保に向けて、様々な能力を持つ福祉事業所と地域住民や中小企業のニーズを結び付ける「ビジネス・マッチング・プラットフォーム」の運営を開始しました。このプラットフォームの役割を担うのは、地域に根差した大学こそが最適であり、学生にとっても大きな学びになると考えました。
また、福祉事業所とビジネスをつなぐサポートには専門的な知識をもった人が必要です。大阪経済大学には中小企業診断士登録養成課程を中心とした卒業生のネットワークがあり、これを活かした支援体制を構築することができると考えています。


■第1弾として、忙しい新入園児の保護者の声をもとに「入園準備用品オーダーサービス」を開始。
2021年12月よりビジネス・マッチングの第1弾として、小松幼稚園(大阪市東淀川区)の新入園児を持つ保護者を対象とした入園準備用品のオーダーサービスを実施。縫製技術を持つ福祉事業所「ミシン工房 道の空」(東淀川区)が、保護者が用意した生地を預かり、入園に必要な着替え袋や上靴袋などの製作を請け負うというものです。この取り組みの中で、学生は説明動画の作成とお渡し会に参加しました。
2月5日(土)小松幼稚園で注文者への製品受け渡しを行い、福祉事業所の作り手からは感謝のメッセージが添えられました。保護者らからは「子どもが新しい生活をするにあたって、手作りの方が喜んでもらえると思いオーダーしました」「揃えるために買いに行くのも大変。子どもが選んだ好きな柄で作ってもらえるのが魅力だった」といった声が寄せられました。今後近隣の幼稚園へと更なる販路拡大を目指します。


▼本件に関する問い合わせ先
経営企画部広報課
住所:大阪市東淀川区大隅2-2-8
TEL:06-6328-2431
FAX:06-6323-4790
メール:kouhou@osaka-ue.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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