プレスリリース
当社の連結子会社である株式会社エスアールエル(代表取締役社長:東 俊一、本社:東京都新宿区)は新型コロナウイルス感染症の陰性確認を目的とした新サービス「新型コロナ・IVD※検査プログラム」(以下「本サービス」)の提供を本日より開始しましたのでお知らせします。
※IVD: 体外診断用医薬品 In Vitro Diagnosticsの略称
現在、国内で実施されている新型コロナウイルス感染症検査は、使用する機器や検査試薬により検査精度にバラつきが生じることが報告されております。また、検査需要の拡大に伴う検査受託体制の逼迫が懸念されていることから、検査の特徴や目的に合わせた適切な検査手法の活用、検査キャパシティの拡大、検査結果報告までの適切なオペレーションの構築などが重要な課題となっています。
本サービスは、新型コロナウイルス感染症の検査として空港検疫所等で採用されている高感度抗原定量検査とPCR検査を組み合わせた検査に、新たに検査の依頼から結果報告までのシステムを実装したものです。本サービスでは、短時間で大量の検査を実施できるとともに、厚生労働省が承認した体外診断用医薬品を用いるため、安定的な検査結果が得られます。また、このたび新たに開発した検査業務支援システム「NEOPOLALIS/ネオポラリス™」により、各自治体で行われている無料検査の仕組みにも準拠し、医療機関や受検者がスマートフォンやパソコンから検査の依頼および結果の受領までをスムーズに行うことが可能です。
H.U.グループは、今後も新型コロナウイルス関連の検査サービスを通じて、ウィズ&アフターコロナ社会における人々の安心に貢献してまいります。
【「新型コロナ・IVD検査プログラム」の特徴】
■検査について
(1)高感度抗原定量検査とPCR検査を組み合わせた検査サービスを実施
@短時間で大量の検査を安定的に実施することができる高感度抗原定量検査を実施
A高感度抗原定量検査は、IVD試薬で実施する核酸検出検査と同レベルの検出精度で結果が得られるが、高感度抗原定量検査の結果が判定保留または陽性の場合はPCR検査を組み合わせて確認
(2)高感度抗原定量検査およびPCR検査で用いる検査試薬は、厚生労働省より承認された体外診断用
医薬品で測定
(3)本サービスの検査場所は、エスアールエル川崎ラボラトリーを皮切りに全国の地域ラボへ拡大する予定
■検査システム「NEOPOLALIS/ネオポラリス」について
(1)医療機関・薬局・高齢者施設などで、新型コロナウイルス感染症の陰性確認を目的とした検査の受付業務・結果通知業務を支援するシステム
(2)高感度抗原定量検査およびPCR検査に加え、抗原定性検査の検査依頼と結果通知書を出力することが可能
・抗原定性検査を依頼される場合、当社連結子会社である富士レビオ株式会社(代表取締役社長:藤田 健、本社:東京都新宿区)が製造販売する新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原迅速検査キット「エスプライン® SARS-CoV-2」の検査を支援するアプリ「ウィズインフォ™」を同時にご利用いただくことが可能
(3)受検者本人が「NEOPOLALIS/ネオポラリス」を利用し検査の依頼や結果通知書の受領を電子的に行うことも可能
・検査結果通知書のフォーマットは、政府が実施している「ワクチン検査パッケージ(VTP制度)」 または無料検査事業で運用される仕様に対応
以上
本件に関するお問合わせ先
<メディア関連の方>
広報/サステナビリティ部 広報課 TEL:03-6279-0884 e-mail:pr@hugp.com
<投資家・アナリストの方>
IR/SR部 TEL:03-5909-3337 e-mail:ir@hugp.com