プレスリリース
神奈川大学は、兼子良夫 現学長の任期満了に伴う次期学長選挙の結果、小熊 誠(おぐま まこと)を当選人と決定し、1月28日の評議会の議を経て、2月3日の理事会で学長の任用を決定いたしました。
小熊学長の任期は、2022年4月1日から2025年3月31日までの3年間です。
−小熊 誠 新学長プロフィール− (2022年2月3日現在)
1954年生まれ。横浜市出身。筑波大学第一学群人文学類卒業、筑波大学大学院修士課程地域研究研究科修了(国際学修士)、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得中退、筑波大学にて博士(文学)の学位取得。
沖縄国際大学総合文化学部社会文化学科教授、総合文化学部長を経て、2009年神奈川大学外国語学部国際文化交流学科教授として就任。2020年より国際日本学部歴史民俗学科教授。日本常民文化研究所運営委員。非文字資料研究センター長、大学院歴史民俗資料学研究科委員長を務め、現在に至る。2022年4月1日に神奈川大学学長に就任予定。専門は民俗学。とくに沖縄の民俗研究、東アジアの民俗比較。
所属学会は、日本民俗学会(2014〜16年会長)、現代民俗学会(2012〜14年会長)、日本文化人類学会など
参考:本学教員紹介サイト「神大の先生 小熊 誠 教授」
https://professor.kanagawa-u.ac.jp/ccjs/folklore/prof02.html
【主な著作・論文】
著書
『沖縄における門中の歴史民俗的研究』第一書房、2022年3月刊行予定
『〈境界〉を越える沖縄』(編著)森話社、2016年
『日本の民俗12 南島の暮らし』(共著)吉川弘文館、2009年
論文
「サンパウロにおける沖縄系移民を中心にした祖先崇拝」『ブラジル日本人入植地の常民文化 民俗歴史篇』日本常民文化研究所、2021年
「風水と自然観−中国江西省南地区の村落調査から−」上原雅文編『自然・人間・神々』お茶の水書房、2019年
The Study of Japan through ''Japanese Folklore Studies'' Japanese Review of Cultural Anthropology, Vol. 16, 2015
「''間''の民俗−養子制度から沖縄の門中を再検討する−」『歴史と民俗』(平凡社)30、2014年
「沖縄の村落移動と風水―村落史伝承と歴史的事実―」『歴史と民俗』(平凡社)27、2011年
「論中日比較民俗学研究的可能性−以沖縄與福建的比較研究為例−(中文)」『民俗学刊』(中山大学中国非物質文化遺産研究中心)第八輯、2005年
その他多数
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