プレスリリース
恵泉女学園大学・多摩市国際交流センター連携で初の「日本語学習支援者」特別講座が終了 -- 12月4日(土)に修了式
恵泉女学園大学(東京都多摩市)で去る12月4日(土)に「日本語学習支援者」特別講座修了式が執り行われ、36名の受講生が修了証を授与された。本講座は同大が多摩市国際交流センター(TIC)との連携で開講した「大学と地域が連携して行う日本語学習支援者養成講座」という全国的にも珍しい取り組みで、参加者からも前向きな感想が寄せられた。本講座の修了生は今後、さまざまな地域で日本語学習支援者として活躍し、多文化共生や日本語教育の一助となることが期待される。
恵泉女学園大学(東京都多摩市)で、2021年12月4日(土)に「日本語学習支援者」特別講座修了式が執り行われた。
本講座は、多文化共生や日本語教育に興味・関心を持つ同大の在学生(学部3年生以上)、卒業生ならびに東京都多摩市を始めとする近隣地域の方々(20歳以上)を対象とした、「日本語学習支援者」となるための講座。同大と国際感覚豊かな街づくりを促進している多摩市国際交流センター(TIC)との連携で実施され、「大学と地域が連携して行う日本語学習支援者養成講座」という全国的にもあまり例のない試みとなった。
第1回目の講座は9月4日にスタートし、全9日間にわたって90分1コマの講義が13回行われた。最初の5日間の講義はオンライン、その後は対面と変則的な形式となったが、非常に前向きに受講生が講座に取り組む様子が見られた。最終的に36名の受講生が「日本語学習支援者」特別講座修了証を授与された。
同大の在学生からは「恵泉以外の先生からの授業を受けることができた」「実際に日本語学習支援者として活動している人から話が聞けて参考になった」「地域の教室に通っている学習者と交流ができてよかった」といったコメントが寄せられ、大学の授業で学んでいる「日本語教師」とは異なる「日本語学習支援者」について、さまざまな講師から学びつつ、実際に日本語学習支援者や学習者に触れることで理解を深められたようだ。
近隣地域から参加された方々からは「新しい学びや気づきを得られた」「幅広い人と交流できた」「グループディスカッションが面白かった」など、学生たちと一緒に学んだことでよい刺激になったという感想や、「久しぶりの大学の授業で新鮮だった」「恵泉のキャンパスにも初訪問できて嬉しかった」といったコメントがあった。
また、既に「日本語学習支援者」として活動している方々からは「すでに日本語学習支援者として活動して参りましたが、それでも多くの発見と学びがありました」というコメントも寄せられた。
同大では、どの学科に所属していても、外国人に日本語を教える日本語教員の資格取得を目指すことができる。本講座の修了生は今後、東京都多摩市を始めとするさまざまな地域の日本語教室等で日本語学習支援者として活躍し、多文化共生や日本語教育の一助となることが期待される。
▼恵泉女学園大学 学長の部屋「『日本語学習支援者』特別講座修了式が行われました」
https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2021/12/20211213.html
▼恵泉女学園大学
https://www.keisen.ac.jp/
▼多摩市国際交流センター
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