プレスリリース
エクステンシブル、沖縄の若者支援に2Dメタバース空間”Oasis”を提供
〜NPO法人ちゅらゆいとの連携で新しい形の不登校支援を実現〜
株式会社エクステンシブル(本社:東京都、代表取締役:井元崇文)は、NPO法人ちゅらゆいが実施する「高校生世代への包括的支援と持続可能な仕組みづくり」事業において、2Dメタバース空間「Oasis」の提供を開始しました。本プロジェクトは休眠預金活用事業として採択され、場所や環境による制約を超えた、新しい形の若者支援の実現を目指します。
企画協力:株式会社キッズプロジェクト 運営協力:株式会社TRYBE
社会課題とエクステンシブルの挑戦
エクステンシブルは創業以来、「障害は人ではなく社会の側にある」という理念のもと、ITの力による社会課題の解決に取り組んできました。2040年までに約1,500万人、約66兆円もの労働力が失われると予測される中、場所や時間に縛られない新しい働き方の創出は急務となっています。
この課題に対し、エクステンシブルは2Dメタバース空間「Oasis」を開発。従来の対面コミュニケーションや物理的な場所に依存しない、新しい形の交流や活動の場を提供してきました。今回のちゅらゆいとの連携は、この技術を若者支援の分野で活用する初めての試みとなります。
沖縄の若者支援における課題
沖縄県の若者支援には特有の課題があります。地理的制約により進路選択が限定されることに加え、不登校経験者の孤立や、制度の狭間で継続的な支援を受けられない若者の存在が指摘されています。
特に15〜20歳の高校生世代は、将来の進路や就労に向けた重要な時期にありながら、適切な支援へのアクセスが困難な状況にありました。
Oasisによって新しい支援の形
先日実施された初回イベントでは、18:00から21:00までの開催時間中、沖縄県内外から6名の若者が参加しました。保護者や支援関係者も加わり、多様な対話の場が形成されました。
会場となった仮想空間には、勉強についての質問に答えるブース、何でも相談できる相談室、自由に交流できる遊びの部屋を設置。参加者は興味や気分に応じて自由に行き来し、特に対面での交流に難しさを感じる若者たちが、アバターを介することで積極的なコミュニケーションを取る様子が見られました。
現在、kukulu高等部の定期プログラムとして、水曜日18:00-20:00と土曜日16:00-18:00に定期開催しています。参加検討者向けに公式LINEでの情報提供も開始し、気軽に問い合わせできる体制を整えています。
今後の展開
エクステンシブルは本プロジェクトで得られる知見を活かし、より多くの支援機関との連携を目指します。場所や環境による制約を超えた新しい支援の形を、若者支援の分野で具現化していく考えです。
【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社エクステンシブル(広報担当者)
メール: info@xtsbl.jp
公式サイト: https://www.xtsbl.jp/
【支援プログラムに関するお問い合わせ】
NPO法人ちゅらゆい kukulu高等部
電話:098-943-8502
メール:info.naha.kukulu@gmail.com
Instagram:@youth_kukulu
公式LINE:https://lin.ee/bRCyl4P