プレスリリース

株式会社リプロセル（以下、当社）では、筋萎縮性側索硬化症（ALS）及び横断性脊髄炎を対象とした再生医療等製品・iPS神経グリア細胞の研究開発を進めております。この度、第47回日本分子生物学会年会において、iPS神経グリア細胞の研究成果が発表演題として採択されましたのでお知らせいたします。詳細は以下となります。

・学会名： 第47回 日本分子生物学会年会
・会場： マリンメッセ福岡
・発表形式： ポスター発表
・発表日時： 2024年11月28日（木） 13:55〜14:55（ポスター番号:2P-728）
・演題名： ヒトiPS細胞由来グリア前駆細胞（iGRP）の細胞移植によるALSモデルラットの運動機能改善効果 〜ALSの新規治療法を開発〜

当社では、引き続き、病気と闘っておられる患者様へ少しでも早く新しい治療法が届けられるよう、全力を尽くしてまいります。

iPS神経グリア細胞
筋萎縮性側索硬化症（ALS）や横断性脊髄炎の病態として、運動ニューロンの支持細胞である神経グリア細胞における異常が、運動ニューロンの細胞死を引き起こすことが明らかとなってきています。人工多能性幹細胞（iPS細胞）から誘導されるiPS神経グリア細胞には、成長因子の供給、毒素除去、及び免疫反応の調整などを通じて、ALSや横断性脊髄炎における運動ニューロンの細胞死を抑制し、その機能を保護する役割があると考えられています。

以上