プレスリリース
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、妊婦・授乳期の栄養ニーズについて調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、現在妊娠中もしくは授乳中の20〜40代女性832人を対象に、栄養に関するアンケート調査を実施した。今回は2019年に続き、二回目の調査となる。
◆今回の調査では、2019年と比べて、大きく2つの変化がみられた。
◆まず一つ目の変化としては、母親の自分自身の栄養に対する意識の高まりが挙げられる。妊娠前と比べて、「自分の栄養」が気になるようになった人は69.9%、「子どもの栄養」が気になるようになった人は71.3%となり、栄養に対する意識は「自分」<「子ども」となった。しかし、その差は前回よりも縮まっており、「子どもの栄養」と同じくらい「自分の栄養」も気にする人が増えている。
◆また、妊娠中・授乳期の女性が「意識的に摂取している成分に期待する効果」をみると、全体的に「子どもの健康に関する効果(子どもの健やかな成長、子どもの障害・疾患リスク回避、子どもの脳の発育など)」の出現率が低下する一方で、「母親の健康に関する効果(ストレスを和らげる、免疫力を高める、睡眠の質を良くするなど)」の出現率は上昇傾向となっており、母親自身のケアに対するニーズが高まっている様子がうかがえた(※表1)。
◆二つ目の変化としては、授乳期以降の「健康食品・サプリメント」の摂取意向の高まりが挙げられる。妊娠中・授乳期の女性に今後の栄養摂取に対する意向を尋ねたところ、妊娠中・授乳期は「健康食品・サプリメント」から、授乳期以降は「食事」から栄養を摂りたいとする人が多かった。授乳期以降に「健康食品・サプリメント」のニーズが低下する傾向は前回と同じだが、今回の調査では授乳期以降も「健康食品・サプリメント」で栄養を摂りたいとする人が39.9%(前回から10.8pt増)と大幅に増加しており、妊婦の栄養摂取に対する意識に変化がみられた(※表2)。
◆なお、妊娠中・授乳期の女性が「普段から自分のために摂っている成分」では「鉄」「ビタミンC」「葉酸」、「産後、自分のために摂りたい成分」では「鉄」「ビタミンC」「カルシウム」がトップ3となっており、前回からは「葉酸」「たんぱく質」「ビタミンD」の出現率がアップしている。
◆当レポートでは、妊娠中・授乳期女性の心身や栄養に対する意識の変化などに加え、サプリメントの利用に対する意識、マタニティサプリメントの摂取実態、今後の栄養摂取への考え方および栄養サポート食品のニーズなどを調査。さらに年代別、妊娠周期別に加えて、「スタンダードママ」「ストイックママ」「コスパママ」「キャリアママ」「ベテランママ」「センシティブママ」「イマドキママ」の7つのクラスターでも分析している。
【調査要覧】
<調査方法>WEBによるアンケート調査
<調査対象>現在、妊娠中もしくは授乳中の20〜40代の女性832人
【調査実査日】
2024年7月19日
<資料名>
2024年 妊婦・授乳期の栄養ニーズ(第2弾)
―母親の自分自身に対する栄養の意識がアップ!―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220240501
発刊日:2024年10月4日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
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