プレスリリース
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、健康と栄養に関する意識・実態について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、消費者の健康と栄養に関する意識と実態を明らかにすべく、「健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している20〜70代の男女1,236人」を対象にアンケート調査を実施した。今回は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年に続き、6回目の調査となる。
◆まず、クラスターをみると、2024年は6つのタイプに変化はなく、運動やスポーツを中心に健康対策をする「スポーツ重視タイプ」、健康に対する正しい情報を見極め活用する「健康リテラシータイプ」のボリュームが拡大した。
◆2019年からの変化に着目すると、健康に関する情報源は「健康情報番組」を参考にする人が約4割と依然として多いものの、出現率は2019年比20pt減と大きく低下した。一方、「動画サイト」「SNS」は同2ケタ増と参考にする人が増加。「動画サイト」は男性中・高年層、「SNS」は男性・女性若年層が特に増えた。
◆健康食品の利用状況については、「プロテイン」の摂取率が5年連続で上昇した。「プロテイン」を摂取している人は全年代で増加傾向にあり、メインユーザーの男性や若年層だけでなく、女性や高年層でもユーザーが拡大。健康食品で摂取したい栄養成分において、「たんぱく質(プロテイン)」は2019年の11位から2位に順位を上げており、ニーズの高まりがうかがえた。また、健康食品に期待する健康効果は、「特定の栄養成分の補給」が首位を維持した。出現率を2023年と比較すると、「特定の栄養成分の補給」「免疫力向上」「疲労回復」などが増加。「免疫力向上」は、コロナ収束後も依然として高いニーズを保っている。
◆なお、紅麹サプリメント問題の影響で健康食品に対する意識・行動が変化した人は約4割。具体的な意識・行動の変化としては、「パッケージの表示をよく確認するようになった」が約2割で最も多く、「健康食品の摂取を全般的に控えるようになった」「メーカーの品質や安全性への取り組みを調べるようになった」が約1割で続いた。
◆当調査では20〜70代男女の健康に対する考え方、健康のための取り組み、栄養の摂取状況、健康食品の利用実態などを調査。性別、性年齢層別に加えて、「価格重視タイプ」「スポーツ重視タイプ」「なんとなくタイプ」「健康リテラシータイプ」「健康オタクタイプ」「安心安全タイプ」の6つのクラスターでも分析している。なお、当調査は2019年より行っており、今後も毎年調査を継続し、消費者の健康や栄養に対する意識・実態の変化を探っていく。
【調査要覧】
<調査対象者>
健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している20〜70代の男女1,236人
(20〜70代の男女10,000人から抽出)
【調査実査日】
2024年7月25日
<資料名>
2024年 健康と栄養に関する意識・実態調査(第6弾)
―「プロテイン」の摂取率が5年連続で上昇、
「免疫力向上」はコロナ収束後も依然として高いニーズを保つ―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220240502
発刊日:2024年9月17日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
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