プレスリリース

株式会社クォーレスト（本社：東京都世田谷区　代表取締役：黒川博生）では、EIA 3Uシャーシに8台のAMD EPYC 4004 CPUノードを組み込んだ、高密度ブレードサーバーB308MG-T2シリーズの販売を、2024年7月下旬より開始いたします。
各ブレードはシングルEPYC 4004 CPUを搭載し、PCIe5.0（X8）LPバス1本とPCIe5.0（X8）MicroLPバス1本を装備しています。各ノードにNVIDIA A2/L4/T4/T1000などのGPUを1基接続することが可能です。
Intel X550コントローラによるデュアル10GbE LANポートを標準装備し、SFP+ポートネットワーク仕様や、25GbE、40GbE LANポートのオプションが用意されています。
Windows 系OS、Linux系OS、仮想化技術をサポートしており、幅広いアプリケーションでの応用が可能です。

◆高密度・ハイコストパフォーマンス◆
B308MG-T2ブレードサーバーは、奥行き59cmの3Uシャーシに、ホット・プラグ機能を備えたLGA-1718ソケット（ソケットM5）AMD EPYC 4004 CPUを搭載した8台のCPUノードを組み込んだシステムです。
各CPUノードはAMD SMT（AMD Simultaneous Multi-Threading）のサポートにより、最大16コア32スレッドの64Bit並列演算処理が可能で、AMD Precision Boost 2技術、AMD Infinity Architectureなどの最新技術をサポートし、最大64MBのL3キャッシュ・メモリーなどの強力なハードウェアを備えています。（1）
CPU内蔵のPCIe5.0 I/Oコントローラには、NVIDIA GPUをサポートするLP規格（X8）拡張バス1本と、専用LANカードに使用するMicro-LP規格（X8）スロット1本が接続されています。（2）
CPU直結の288ピンDDR5 DIMMソケット4本には、196GBまでの5200/4800MHz ECC U-DIMMが実装可能です。
◆AMD Knoll（SoC）チップセット◆
CPU内蔵のAMD Knollチップセットを搭載しています。AMD RAIDXpert2によるソフトウェアRAIDをサポートする SATA3ポートを装備し、システム前面のドライブ・バックプレーンにケーブルレスで接続されます。
ソフトウェアRAID 0, 1をサポートし、SAS3およびNVMeデバイス用オプションが利用できます。
OSやアプリケーション用デバイスとして、PCIe5.0（X2）接続NVMe M.2 SSDが利用で、外部ペリフェラルの接続やシステムメンテナンス用のUSB3.2 Type-Cポートをリアパネルに、2ポートのUSB2.0ポート、VGAポート、COMポートがKVMコネクターに接続されています。
◆Micro-LP規格LANカードを搭載◆
標準仕様のT2モデルでは、低消費電力の802.3azプロトコール、Intel I/O-AT、複数の仮想マシンからのアクセス効率を向上するVMDq（Virtual Machine Device Queues）、PXEをサポートするIntel X550コントローラによるデュアル10GbE（RJ45）LANを装備しています。
オプションとして、S1: 1x 10G（SFP+, Intel 82599EN）+2x USB2.0, S2: 2x 10G（SFP+, Intel 82599ES）が用意されており、PCIe4.0バスを使用した2*GbE, 4*GbE, 2*25GbE仕様も可能です。
AMD 仮想化技術（AMD Virtualization Technology：AMD-V）をサポートし、広域なアプリケーションでの応用が可能です。
◆IPMI2.0機能◆
専用LANポートを備えたAspeed AST2600 BMCチップによるIPMI2.0準拠のシステム管理機能は、OS非依存のシステム遠隔操作、CPU温度やファン回転数など各種パラメータのモニタリング、BIOSのアップデート、KVM over IPを利用したバーチャルメディアからのOSインストール等を可能にします。OOB（Out of Band）に対応したIPMIマネージャーにより、一元的なシステム管理が可能になります。
各ノードからのIPMI信号はリア左上部のネットワークポートに集約され、カスケード接続で複数台のシステムの管理が包括的に行えます。
◆低消費電力・高メンテナンス性・省スペース◆
電源ユニットの動作状態を監視するPMBusを装備し、最大96%の高エネルギー変換効率を達成した80Plusチタニウム規格1800W（＠200Vac）（1+1）リダンダント電源を搭載しています。（2）
全てのノードは4台の8cm PWM（Pulse Width Modulation）ホットスワップ冷却ファンとエアシュラウドにより冷却されます。

（1） CPUコア数、キャッシュ容量は、使用CPUに依存します。
（2） GPU搭載時はTDP≦120WのCPUが利用できます。
（3） システムの安定動作のため200Vac以上の入力電圧を推奨します。230Vac推奨

ホームページにて、システム構成に関する詳細を掲載しております。
また、製品PDFもご用意させて頂いておりますので、御参照頂ければ幸いです。
ホームページのURLは以下をご参照下さい。

Qualest B308MG-T2
（3U 8-EPYC 4004 Node Blade Server, 2*3.5/2.5” SATA Bay, 1*PCIe5.0 M.2ソケット, 1*PCIe5.0（X8） LPバス, 1*PCIe5.0（X8） Micro-LPバス, 1800W（@200Vac）冗長化電源）
http://www.qualest.co.jp/contents/rackmount/B308MG-T2.shtml

【会社概要】
■会社名　株式会社クォーレスト
■代表者　代表取締役　黒川 博生
■創　立　平成５年１０月８日
■所在地　東京都世田谷区船橋５−２９−１０
■ＴＥＬ　03-6316-6328
■ＦＡＸ　03-6323-5652
■ＵＲＬ　http://www.qualest.co.jp

【本件に関するお問い合わせ】
■会社名　株式会社クォーレスト
■担当者　黒川 博生、松枝 秀樹
■ＴＥＬ　03-6316-6328
■ＦＡＸ　03-6323-5652
■E-Mail　sales@qualest.co.jp.