プレスリリース
Control Bionics Limited (オーストラリア証券取引所上場:CBL(以下「CBL」))は、世界で唯一の重度障害者向けのウェアラブルコミュニケーションデバイスであるニューロノードに、新たにテレメトリー機能を追加し、計測データの保存、ダウンロード機能をリリースいたしました。
テレメトリーとは、パフォーマンスデータを収集し、監視と分析のために遠隔地に送信するプロセスです。
この新機能により、リハビリやパーソナルトレーニングにおいて活用可能となりましたのでご紹介いたします。
ニューロノードは、特定の筋肉の電気的活動を検出する筋電図(EMG)測定装置です。また、空間座標で加速度を計測することで、四肢の動きも微細に計測可能です。そのため、ニューロノードが開発された本来の目的は、ALSなどの神経変性疾患や脳性麻痺などの重度障害によりコミュニケーションが困難な患者様向けのコミュニケーション支援でした。
その一方で、筋肉の電気的活動を計測することはリハビリでの活用に効果的であることが広く知られており、筋電測定装置は長年にわたり医療・リハビリ分野における実績はあります。しかしながら、既存の医療用筋電測定装置は一般的に大型で非常に高額であり、また患者が苦痛を伴うこともあるなどの理由で現場では活用されていません。
ニューロノードは筋肉の活動レベル(EMG、加速度)を計測し記録することで、筋肉の活性化状況のデータをモニタリングすることができ、リハビリやトレーニングに活用いただけます。ニューロノードは、重量30グラム、モバイル型ウエアラブルでデバイスのため、ユーザーはいつでもどんな場所でも使用可能です。またお求めやすい価格ですので気軽にご利用いただけます。
ニューロノードは最近の筋トレブームで急増しているパーソナルトレーニング専用ジムにおいて、体組成計では測れない筋電図測定を導入する事で他店との差別化も図ることが可能です。
■ ニューロノードの活用方法
1. ニューロノードを回復や強化を目指している筋肉に装着します。
2. 筋肉を動かそうとする際に発生するEMG及び加速度をニューロノードで計測し、その計測結果をiPadなどにインストールしたニューロノードコントローラーアプリケーションでリアルタイムにグラフ表示します。
3. 計測した結果をCSVファイルでダウンロードし、回復状況の過去からの推移を細かに分析することが可能です。ユーザーは自宅でリハビリやトレーニングを行い、データを専門家に転送することもできます。
改善レベルをリアルタイムにグラフで確認できますので、回復・強化を目指すユーザーのモチベーションアップにもつながります。また、目で見て判断することができないユーザーの無意識下での体内反応を、ニューロノードで可視化することで意識下に置くことができ、バイオフィードバック療法としてご活用いただけます。
ニューロノードの新機能を是非お試しください。
■ ニューロノード製品概要
本体価格: 50万円(税別)
*ニューロノードと付属品一式を含みます。
内容物:
・ニューロノード
・装着用バンド
・専用充電器
・ニューロノードアクセサリーキット
お試し、購入方法:
・Control Bionicsのウェブサイト( https://controlbionics.co.jp )よりお問い合わせください。
・ご購入の際は、アドバイザーが機器の調整やカスタマイズなど御利用開始までをサポートします。
■本件に関するお問い合わせ先
Control Bionics Limited 日本支社
https://controlbionics.co.jp/
担当:北山