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プレスリリース

株式会社パテント・リザルト

【高分子フィルム関連技術】 グローバルスコア ランキング トップ3は東洋紡、東レ、LG CHEM

(DreamNews) 2024年05月07日(火)11時30分配信 DreamNews

株式会社パテント・リザルトは5月7日、『高分子フィルム関連技術』について、世界での特許総合力を示す「グローバルスコア」の企業ランキングを、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて集計しました。

高分子フィルムは高分子化合物から作られた薄いシート状の材料で、包装材や自動車、電子機器、建設材料など多くの産業分野で幅広く使用されています。本調査では、『高分子フィルム関連技術』に注目し、日本、米国、欧州、中国の主要4国・地域における「パテントスコア」(個別特許の注目度を得点化)を合算し、世界における特許の質と量を総合的に見た評価を行いました。

集計の結果、「グローバルスコア ランキング」では、1位 東洋紡、2位 東レ、3位 LG CHEM(韓)となりました。






1位 東洋紡は日本特許の寄与が大きく、グローバルスコアの内訳は日本特許が半数以上を占めています。注目度の高い特許には「ガスバリア性と耐熱性を持ち、低コストで高い加工性を実現可能なポリプロピレンフィルム」や、「強度と柔軟性を兼ね備え、有機化合物の吸着が少ない特性を持つポリエステル系シーラントフィルム」などが挙げられます。

2位 東レは日本特許に次いで中国特許の寄与が大きく、注目度の高い特許には「反射性、遮蔽性、および成膜安定性を兼ね備えた白色フィルム」や、「分離性能、高い膜強度、高い透過性能を有する分離膜」などが注目度の高い特許として挙げられます。

3位 LG CHEMは米国・中国特許のランキングにおいても1位となっています。注目度の高い特許には、「耐熱性や光透過性を持つ透明なポリイミドフィルムを製造するためのポリイミド系溶液」や、「自己修復機能や高耐摩耗性などを有するハードコーティングフィルム」などが挙げられます。

4位 クラレは中国特許の寄与が大きく、グローバルスコアの内訳は中国に次いで日本となっています。注目度の高い特許には「長尺化した際の折れやカールの発生を抑制することができるポリビニルアルコール系ポリマーフィルム」などが挙げられます。

5位 三菱ケミカルは日本特許の寄与が大きく、注目度の高い特許には「優れたガスバリア性と透明性を持つ多層フィルム」などが挙げられます。

6位以下では、DOW GLOBAL TECHNOLOGIES(米)、富士フイルム、BOREALIS(オーストリア)などの企業が上位にランクインしています。


本分析の詳細については、『高分子フィルム関連技術』グローバルスコア:ランキングデータにてご覧いただけます。


■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2024/05/gls-polymerfilm.html


■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp


■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階

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