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プレスリリース

株式会社エフシージー総合研究所

住いのカビ対策で研究奨励賞受賞 カビの発生原因を解明、効果的な除去方法を実証

(DreamNews) 2024年04月05日(金)18時00分配信 DreamNews

フジサンケイグループのシンクタンク、株式会社エフシージー総合研究所(東京都江東区/社長:岸本一朗)の環境微生物研究室の橋本一浩主任研究員が、このたび日本防菌(ぼうきん)防黴(ぼうばい)学会(会長:三好伸一 岡山大学教授)の2023年度「研究奨励賞」の受賞が4月5日までに決定しました。表彰式は5月17日の同学会総会で行われる予定です。

カビは、気管支炎などの原因生物の一つと言われています。橋本主任研究員は、真菌(カビ)の生態や制御方法を研究する傍ら、15年近くに渡る一般家庭へのフィールドワークを通じ、住宅内でのカビの発生要因とその対処法を実証し、多くの論文を発表してきました。今回の受賞はこうした地道な研究が評価されました。

近年では、家電メーカーや洗剤メーカー等との共同研究で、防カビ対策の製品開発にも協力しています。また、真菌の研究のほか、同じく健康被害を及ぼすと言われている家庭内のダニの繁殖状況の調査とその対策などについても数多くの研究成果を発表しています。

日本防菌防黴学会は、防菌防黴研究会として1973年に発足し、現在に至っています。防菌の分野で最も主要な学会として国内の多くの微生物研究者や企業団体が参加しています。「研究奨励賞」は微生物制御学において顕著な研究業績をあげた46歳未満の若手・中堅研究者を対象に授与されるもので、同賞を学会が授与するのは3年ぶりとなります。また、「真菌(カビ)」を業績題目とした受賞者は初となりました。

当社では、『生活者が安心できる未来の実現をめざす』理念のもと、引き続き公共の利益に資する研究・サービス開発に努めてまいります。

受賞者略歴
橋本(はしもと)一浩(かずひろ) (株)エフシージー総合研究所 環境微生物研究室 主任研究員
2012年麻布大学大学院修了(博士(学術)取得)。2009年エフシージー総合研究所入社。
専門:真菌学、環境微生物学、微生物制御学、微生物生態学、衛生動物学

主な受賞歴:
日本防菌防黴学会 2023年度 研究奨励賞(今回の受賞)
都市有害生物管理学会 2018年 森八郎記念賞
日本防菌防黴学会 2015年度 論文賞



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