プレスリリース
1月11日(木)ダイアログ・イン・サイレンス 『LOVE IN SILENCE』プレス体験デモ開催のお知らせ 〜全ての人と言葉の壁を超えて伝え合おう〜
ソーシャル・エンターテイメント・プログラムを提供している一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(港区・代表:志村季世恵)は、聴覚障害者とともに2024年1月13日(土)から2月25日(日)まで、音のない世界で言葉を超えたコミュケーションを体験する「ダイアログ・イン・サイレンス」の新プログラム『LOVE IN SILENCE』を開催します。それに先立ち、1月11日(木)にプレス体験デモを行います。
1月1日に起きた能登半島地震。耳が聞こえないゆえに起こる問題に直面している人達がいます。サイレンや放送が聞こえないため、危険を察知することが難しい人。手話や字幕がないために、必要な情報が得られない人。救助にきた人の呼びかけの声が聞こえないため、助けを求めることができない人。避難所で他の人とコミュニケーションが取れず、孤立してしまっている人。こうした人たちの“コトバ”に、私たちは気づけているでしょうか?
静寂の中、顔の表情や身振り・手振りを使い言葉や言語を超えたコミュニケーションを楽しむソーシャルエンターテイメント、ダイアログ・イン・サイレンス。参加者はヘッドセットを装着し、音や声の代わりに想像力を用い、互いにコミュニケーションをとる方法を探していきます。案内をするのは音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドスタッフです。ダイアログ・イン・サイレンスは聴覚障害の擬似体験ではありませんが、耳の聞こえない人と共に時間を過ごし、音のない環境、音声を使わないコミュニケーションを楽しんでいく中で、耳の聞こえない人の文化に触れ、その生活に思いを馳せることができます。
現在、日本では聴覚・言語障害を持つ人(身体障害者手帳保持者)が約34万人(注1)、聞こえにくさを持つ人が約1400万人(注2)いると言われています。このプログラムを通して、聞こえる・聞こえないに関わらず、伝える楽しさ・伝わる喜びを体験していただくだけでなく、90分の体験で得た発見や気づきを、被災地で暮らす耳の聞こえない人たちへのサポートや、今後起こりうる災害時の支援に繋げていただけたら幸いです。
注1:平成30年厚生労働省「平成28年生活のしづらさなどに関する調査結果」
注2:JapanTrak2018 日本補聴器工業会
「LOVE IN SILENCE」プレス体験デモ
主 催:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
開催日時:2024年1月11日(木)
1回目:11:00〜12:30
2回目:14:00〜15:30
体験時間:90分
会 場:東京都港区海岸1-10-45
アトレ竹芝シアター棟1F
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
申 込:https://forms.gle/4JEGnjBgm9ZZoD8x8
ダイアログ・イン・サイレンス「LOVE IN SILENCE」
ダイアログ・イン・サイレンスは音のない静けさの中で対話を楽しむソーシャルエンターテイメント。1998年にドイツで初開催されて以来、世界で100万人以上が体験しています。10ヶ月ぶりの開催となる今回は、『LOVE IN SILENCE」をテーマに身近な人、遠くにいる人を想いながら、温かな気持ちを感じていただける内容となっています。
https://dis.dialogue.or.jp
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
たがいを認め、助けあう社会を実現するためのフラッグシッププロジェクト『Dialogue in the Dark』『Dialogue in Silence』『Dialogue with Time』3つの事業を通じて社会に貢献することをミッションに活動しています。
https://djs.dialogue.or.jp