プレスリリース
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)と三菱総研DCS株式会社(代表取締役:亀田浩樹、以下 DCS)は、株式会社テクノスジャパン(代表取締役:社長執行役員:吉岡隆、以下 テクノスジャパン)とともに、10月31日、製造・流通業向けソリューション事業で業務提携し、協業を開始します。
3社の異なる強みを活かし、主として製造・流通業市場における新たなソリューションの共同開発とその事業展開を行うもので、関連ソリューションの相互展開、営業連携も併せてDX事業の拡大を目指します。
1. 業務提携の概要
(1)CBPと連携した新たなソリューションサービスの展開
テクノスジャパンは、企業間をデータでつなぎ、サプライチェーン全体の効率化を推進するサービスConnected Business Platform(CBP)を展開しています。MRIとDCSは、製造業・流通業のERP(※1)を中核とした一連のプロセス全体を最適化するサービスをCBPと連携させ、新たなソリューションを提供します。また、DCSが豊富な開発実績を持つ決済機能などを段階的に共同開発することによりCBPの機能拡充を図り、お客さまの受発注業務や決済の効率化といったさまざまなニーズにお応えします。これにより、個社の枠組みを超えて企業横断的な情報連携を通じた価値創出を行う企業間の業務共創基盤が構築でき、デジタル技術を活用したサプライチェーン全体の効率化・強靱化に貢献します。
(2)ERP事業の強化・拡大
三菱総研グループでは、DCSとその子会社であるMRIバリューコンサルティング・アンド・ソリューションズ株式会社が一体となりSAP(※2)事業の拡大に取り組んでいます。テクノスジャパンは、SAP案件におけるプライムとしての豊富な実績を有することに加え、協業他社におけるSAPビジネス立ち上げ支援の実績も有しています。本業務提携では、テクノスジャパンの協力の元、SAP関連人材の育成、ノウハウの蓄積を行うことで、三菱総研グループとしてのSAP事業の拡大を加速させます。これにより、企業間の業務共創基盤連携を見据えた企業内の経営・業務基盤構築が可能となり、経営管理高度化を実現したいさまざまな企業のニーズに応えることができます。
2. 今後の予定
CBP関連では、11月から決済機能等の具体的な共同開発に着手するとともに、営業戦略検討を開始します。ERP関連では、同じく11月から共同提案活動に入り、具体的な案件獲得を目指し、人材育成・ノウハウ蓄積を具体化させます。
※1 ERP(Enterprise Resource Planning): 業務効率化や経営最適化を目的とした、「会計」「人事」「生産」「物流」「販売」業務などの情報を統合する経営管理システム。
※2 SAP:ドイツのソフトウェアメーカー「SAP社」のERPパッケージ製品。
参考
株式会社テクノスジャパン 概要
1.名称:株式会社テクノスジャパン
2.所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー14階
3.代表者の役職・氏名:代表取締役 社長執行役員:吉岡隆
4.事業内容:企業向け経営・業務システムにおけるDX推進事業
5.資本金:5億6,252万円
6.設立年月日:1994年4月27日
https://www.tecnos.co.jp
株式会社三菱総合研究所 概要
1.名称:株式会社三菱総合研究所
2.所在地:東京都千代田区永田町二丁目10番3号
3.代表者の役職・氏名:代表取締役社長 籔田健二
4.事業内容:シンクタンク・コンサルティングサービス、ITサービス
5.資本金:63億3,624万円
6.設立年月日:1970年5月8日
https://www.mri.co.jp/
三菱総研DCS株式会社 概要
1.名称:三菱総研DCS株式会社
2.所在地:東京都品川区東品川四丁目12番2号 品川シーサイドウエストタワー
3.代表者の役職・氏名:代表取締役社長 亀田浩樹
4.事業内容:ソフトウェア開発とコンサルティング、情報処理サービス、アウトソーシングサービス
5.資本金:60億5,935万円
6.設立年月日:1970年7月10日
https://www.dcs.co.jp
お問い合わせ先
株式会社三菱総合研究所 〒100−8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
グループ広報部
メール:media@mri.co.jp
三菱総研DCS株式会社 〒140-8506 東京都品川区東品川四丁目 12 番 2 号
広報部
メール:kouhou@dcs.co.jp