プレスリリース
UPS管理ソフトウェア「PowerChuteTM」シリーズの2製品を「PowerChuteTM Serial Shutdown」に統合しWeb上のユーザーインターフェースを刷新
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、UPS管理ソフトウェア「PowerChuteTM(パワーシュート)」ブランドとして展開してきたソフトウェア製品2種「PowerChute Personal Edition」と「PowerChute Business Edition」について、統合により名称を変更するとともにWeb上のユーザーインターフェースを刷新することを発表します。
シュナイダーエレクトリックが提供するUPS管理ソフトウェア「PowerChute」シリーズは、電源障害が発生した際、ハード機器を正しい手順で自動シャットダウンする電源管理ソフトウェアです。パラシュートの「ゆっくりと安全に落ちる」というイメージにちなんで名付けられており、UPSの電源管理ソフトウェアとして高いシェアを獲得しています。
今回製品の名称を変更するのは、主に小規模オフィスやホームオフィス、ハイエンドPC使用ユーザー向けに提供してきた「PowerChute Personal Edition」(無償版)と、小―中規模のオフィス環境やサーバー向けに提供してきた「PowerChute Business Edition」(有償版)の2製品です。これら2つを「PowerChute Serial Shutdown(パワーシュートシリアルシャットダウン、以下PCSS)」として統合し、無償版のPersonal Editionは「PCSS for Personal」、有償版のBusiness Editionは「PCSS for Business」の名称で展開します。2023年10月24日より、まずは「PCSS for Business」の提供をスタートし、「PCSS for Personal」は2024年上半期中の提供開始を予定しています。いずれも、停電時のシステムの安全なシャットダウンに加え、高度な通知機能と分析機能により、電源関連の潜在的な問題を予防し、システムの正常な状態を保ちます。PCSSへの段階的な移行が完了するまでの間は、従来版の販売を継続します。
名称変更に伴い、Web上でソフトウェアを設定する際のインターフェースも刷新しました。わかりやすい操作画面で、より直感的な操作が可能です。今後、WindowsやLinuxの新たなOSのリリースに対しても、迅速に対応を行います。
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
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