プレスリリース
ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社が提供する「特定保健指導参加勧奨サービス」が静岡県熱海市に採用されたことを2023年10月10日に発表しました。
【実施の背景】
熱海市は多くの温泉宿があることで知られており、美しい海と豊かな自然に囲まれた別荘地・観光地としても発展した市です。
同市では、観光地でもある土地柄から、「喫煙」「多量飲酒」「朝食の欠食」「夜食をする」などが習慣になっている方が多い傾向にあり、比例して生活習慣病の死亡率が高く、特に男性のメタボ該当率が県平均より高いことから特定保健指導実施率向上に対する取り組みが急務でした。しかしながら、令和4年度はマンパワー不足により実施率が減少しており(令和5年3月末現在で動機づけ支援:6.7%、積極的支援:2.6%)、特定保健指導への参加率を高める通知案内の作成など、きめ細やかな介入を行うことが求められていました。
【エヌ・エイ・シーの健診データを活用した「特定保健指導参加勧奨サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの健診データを活用した「特定保健指導参加勧奨サービス」は、特定健康診査(メタボ健診)の結果で特定保健指導の対象となった方に対して、個人の健診結果に基づくアドバイスを載せた個別の「特定保健指導参加勧奨シート」を送付するサービスです。自身の健康状態やそれに伴うリスク、自分だけに向けた生活習慣改善のためのアドバイスが記載されたシートが手元に届くことで、健診結果を「自分ごと」として捉え、特定保健指導参加を促します。
【熱海市の取り組み】
今回熱海市では、エヌ・エイ・シーの健診データを活用した「特定保健指導参加勧奨サービス」を活用し、特定保健指導未利用者に対して、対象者一人ひとりの健診結果が分かりやすく示された個別の「特定保健指導参加勧奨シート」を送付します。
シートには対象者の数年間の特定健康診査結果の主な項目の推移や、個人の健診結果・問診回答に基づく生活習慣改善アドバイス等が記載されます。熱海市は同サービスを活用することにより、対象となった被保険者の方が自身の健康状態を正しく認識することで自発的に特定保健指導に参加し、いち早く生活習慣の改善に取り組むような流れを作るとしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「特定健診未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」などの個別通知に特化したサービスやレセプトデータを活用したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「特定健診受診勧奨・通知サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/services/service-3/
静岡県熱海市:https://www.city.atami.lg.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エヌ・エイ・シー ヘルスケア事業本部 営業部
TEL: 03-3501-5502 FAX: 03-3501-5503