プレスリリース
本の要約を提供するSaaSサービス「flier」が 「2023年度グッドデザイン賞」を受賞! 〜1冊10分のテキストと15分の音声版で短時間で効率的な自己研鑽を提供〜
株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)が運営する、累計会員数109万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」が、このたび2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。
「flier」は本の要約サービスという形で、本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献している点を評価されました。当社では今回の受賞を契機により一層「flier」の販売拡大を図るとともに、「ヒラメキ溢れる世界をつくる」というミッションを土台に個人・法人企業へのサービス提供にデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に努めてまいります。
※ SaaSとは、Software as a Serviceの略で、サービスとしてのソフトウェアの意。従来パッケージソフトとして提供されていた機能が、クラウドサービスとして提供される形態のことを指します。
【グッドデザイン賞受賞ページ】
https://www.g-mark.org/gallery/winners/18061
■グッドデザイン賞とは
1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
忙しいビジネスパーソンがSNSやネットニュースなどだけでなく書籍からまとまった情報や学びを得られる本の要約サービスとして定評があるサービスである。もちろん、こうした本の要約によって本1冊を読み切ることで得られるのと同じ学びや経験が短時間で得られるわけではないが、気になった本の内容を要約によって深く知ることでその本に興味を持って読みたくなったり、本を起点としたオンラインコミュニティを通じて学びが得られるなど、本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献しているサービスとして評価できる。
■受賞コメント(株式会社フライヤー プロダクト企画・デザイン マネジャー 本末英樹)
サービス開始から10年が経過し、この節目でグッドデザイン賞を受賞できたことを心より嬉しく思います。
現代社会において、効率化と自動化がますます重要視される中、私たちは手をかけた信頼性の高い要約サービスの提供を重要視してまいりました。出版社や著者のご協力なしには成り立たないこのサービスを支えてくださる関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
当初から要約の許諾をくださる出版社や著者のご協力に支えられ、flierは成長を続けてきました。そして、単なる見た目のデザインだけでなく、本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げるサービスとしてのデザインを評価していただけたことがとても嬉しいです。
私たちのミッションは、「ヒラメキ溢れる世界をつくる」こと。これからも、お客様の小さなアイデアから大きなイノベーションの種まで、あらゆるヒラメキを後押しするサービスとして社員一同尽力し続けます。
今回の受賞を励みに、本という確かな「知」への入り口を増やせるようデザイン向上に努めてまいります。引き続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。
■「flier」について
・ビジネス書が1冊10分で読める要約コンテンツが軸の人材育成に特化したSaaSサービス
・出版社/著者の許可を得た高品質な要約のみを配信
・ビジネスパーソンが「いま読むべき本」約3,300冊を毎月定額で読み放題
・要約はWEB/アプリでの閲覧に加え、音声でも聴くことができる
・会員数はサービス開始から右肩上がりで、2022年11月に累計100万人を突破
・サービス法人版「flier business」の累計導入社数は累計850社を超え
・日本の人事部「HRアワード2021」のプロフェッショナル部門人材開発・育成部門で最優秀賞受賞
■「flier」を利用するメリット
・スキマ時間を有効活用して、教養やビジネススキルを吸収できる
・様々な分野から厳選された約3,300冊の書籍に触れることで、知識の幅を広げられる
・10分から読書ができるため、本を読む習慣が身につく
・気になった本の概要を手軽に把握できるため、本選びとしても活用できる
・要約で概要を把握してから本を読むことで、内容への理解度を深めることができる
名称:株式会社フライヤー
代表:代表取締役 大賀康史
設立:2013年6月4日
所在:東京都千代田区一ツ橋1-1-1
企業ホームページURL:https://www.flierinc.com/doc/company
累計会員数109万人突破
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、書籍要約サービス「フライヤー」
要約は3,300冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日要約文をアップ。現在3,300冊超(2023.10)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
サービスは、出版社や書店からも好評です。要約を読み終えた人の15〜20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。
書店チェーンでは、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています。
利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。
最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。日本の人事部「HRアワード2021」ではプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で「flier business」が最優秀賞を受賞しました。