プレスリリース
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、組織のランサムウェアに対する防御策の充足度を自己診断できる、無料のWebサービス「ランサムウェア対策簡易チェック」の提供を、2023年9月19日から開始しました。
ランサムウェア対策簡易チェック
https://www.lac.co.jp/security/ransomware_check.html
2017年に多くの企業が被害を受けた「WannaCry」の流行以降も、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃による被害は拡大が続いています。大規模な被害により長期にわたってビジネスの中断を余儀なくされたり、重要インフラの関連システムが標的とされ影響が広範囲に及んだりする等、最近は特に報道でも大きく取り上げられる被害事例が増えてきました。
ラックではこれまで、標的型攻撃をはじめとした様々なマルウェア感染対策にかかわるサービスを提供してきました。今、最も警戒すべきサイバー攻撃の1つがランサムウェアによる被害であり、お客様からの相談も増加しています。機密情報の窃取・漏えいを目的としたサイバー攻撃とは異なり、ランサムウェア感染による重要なファイルやデータの暗号化は、即システムの停止・ビジネスの停止に直結する恐れがあるため、ランサムウェア感染リスクは組織経営上の課題であるという認識が広がっているものと考えられます。
このような状況を受け、ラックは新たに「ランサムウェア対策簡易チェック」の無償サービス提供を開始します。このサービスでは、7つのカテゴリに分かれた25のアンケート形式の質問に回答することで、自組織のランサムウェア対策の充足度を簡単に確認できます。回答後に即時発行される簡易レポートでは、経験豊富なコンサルタントやセキュリティエンジニアたちの監修によるアドバイスに加え、優先的に対応する必要がある課題が示され、具体的に取り組むべき方針を把握できます。
ラックは、ランサムウェアによる被害を受けるリスクを低減して、安心してビジネスに取り組むことのできる情報システム環境を実現できるよう、今後も様々な事業活動を展開してまいります。
●株式会社ラックについて
https://www.lac.co.jp/
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。