プレスリリース
バージニア州レストン(米国), 2023年7月25日 /PRNewswire/ -- インターネットソサエティ・ファウンデーション(Internet Society Foundation)は、地域社会が困難に直面した際の備えを強化し、インターネットの回復力構築に向けた支援を行うことを狙いとしたレジリエンシープログラムを通じて、新たな助成プログラムを開始しました。今回の助成は、自然災害や気候関連の災害に見舞われがちな地域社会におけるネットワークの回復力向上を目指すプロジェクトを支援するものであり、このような地域社会が災害に備え、災害時のインターネット接続の影響への耐性を強化できるようにするものです。
インターネットソサエティ・ファウンデーションのエグゼクティブ・ディレクターを務めるSarah Armstrong氏は、「災害発生時、インターネット接続は、被災者や緊急対応を行う人にとっても、不可欠なツールとなります。このような助成は、地域社会が必要とするタイミングでインターネット接続の再確立の支援を行い、備えを強化することで、将来の緊急事態を克服する能力と回復力を構築するものです」と述べました。
インターネットソサエティ・ファウンデーションが支援するプロジェクトのタイプとしては、地域社会ネットワークの開発支援、データセンターとインターネット・エクスチェンジ・ポイント(IXP)の環境上の脅威からの保護、海底ケーブルや海底局の強化、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)の支援を通じたインフラの向上などがあります。
現在、レジリエンシー助成金プログラムを通じて世界各地で事業を行っている団体には、Information Technology Disaster Resource Center(ITDRC、米国)、Institute for Electrical and Electronics Engineers(IEEE、インド)、Help.NGO(米国)、Research Education Network Uganda(RENU、ウガンダ)、国境なき電気通信団(TSF、Tlcoms Sans Frontires)などが含まれます。
レジリエンシープログラムは、2023年7月20日から2023年9月15日の間に募集を開始します。最長12カ月間のプロジェクトに対し、25万〜50万米ドルの助成金が授与されます。
申請手続きを含む助成金の詳細については、https://www.isocfoundation.org/grant-programme/resiliency-grant-program/をご覧ください。
インターネットソサエティ・ファウンデーションについて
インターネット・ソサエティ・ファウンデーション は、インターネットがあらゆる場所の人々にもたらす「ポジティブな違い」を支援するため、2019年に設立されました。「インターネットをすべての人のために」というビジョンに沿ってアイデアを出し、地域社会が世界の進化しつつある課題に取り組むためにインターネットの可能性を解き放つことを可能にします。また、さまざまな助成分野を通じて、インターネット・ソサエティの各支部や、オープンかつグローバルに接続され、安全で信頼できるインターネットへの有意義なアクセスをあらゆる人に提供することに尽力する非営利団体や個人に助成金を授与しています。
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