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プレスリリース

ユーブロックスジャパン株式会社

ユーブロックス、2Gフォールバック機能搭載、RF出力23dBm、最小のLTE-M / NB-IoTモジュールを発表

(DreamNews) 2023年07月18日(火)16時00分配信 DreamNews

2023年7月18日、スイス、タルウィル - スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山鋭士)は、サイズに制約のあるアプリケーション向けにカスタマイズされた最新モジュール、u-blox LEXI-R4を発表しました。このモジュールは小型(16×16mm)であるにもかかわらず、23dBmのRF出力ですべてのLTE-MおよびNB-IoT帯域をサポートし、2Gネットワークにおける運用の可能性も提供します。最も一般的なユースケースとしては、ペットや人を追跡するための小型アセット・トラッカー、マイクロモビリティ機器、ラゲージ・タグなどが挙げられます。しかし、その多用途性により、アラーム・システム、自動販売機、盗難車回収など、そのほかのアプリケーションも網羅することができます。

u-blox LEXI-R4は、従来のモジュールでは困難であったサイズの要求の厳しいデザインに対応しつつ、従来と同じ機能性を提供することを目的に開発されました。従来のu-blox SARA-R4と比較して40%のフットプリント削減により、確保されたスペースは、RF(無線周波数)性能を向上させる大型アンテナの搭載や大型バッテリーの搭載に利用できます。
LEXI-R4のもう1つの顕著な特長は、2Gフォールバック機能です。LTE-M / NB-IoTのカバレッジ条件が最適でないときはいつでも、2Gネットワークにフォールバックして機能を維持することができます。この機能は、LTE-M / NB-IoTネットワークがまだ十分に普及していない国々において非常に有効です。

GNSS(全地球測位システム)のATコマンドをサポートするようネイティブに設計されているため、u-blox LEXI-R4はGNSSバンドルにも対応しています。専用ポートにより、u-blox MIA-M10など、u-blox M10ベースのGNSSモジュールと容易に統合でき、より優れた性能と低消費電力を提供します。さらに、AssistNowTMやCellLocate(R)といった追加の測位サービスに接続が可能です。

「u-blox LEXI-R4は、サイズに制約のあるアプリケーションに最適なソリューションです。このモジュールはu-blox M10 GNSSプラットフォームをサポートしているため、お客様は実行時間とリソースを節約することができます。これは、ATコマンドと専用のI2CポートでGNSSコアを操作できるので、MCUに追加のコードを統合する必要がないためです。さらに、LEXI-R4モジュールは単一のSKUでグローバルなLPWA(省電力広域)ネットワークをカバーしているため、物流も簡素化されます」と、ユーブロックスのセルラー・プロダクト・センター、シニア・プロダクト・ライン・マネージャーのSamuele Falcomerは語っています。

初回サンプルは2023年第3四半期末までに提供開始予定です。

ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。

最新情報は、Facebook、LinkedIn、Twitter @ublox、YouTubeでもご覧いただけます。



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