プレスリリース
義烏(中国)、2023年7月7日 /PRNewswire/ -- トリナ・ソーラー(Trina Solar)は、義烏にある製造施設がゼロカーボン工場として認証されたことを発表しました。これは、独立した第三者機関からゼロカーボンの認証を受けた太陽光発電業界初の工場です。
トリナ・ソーラーの義烏工場は、健康や安全、環境、持続可能性の検査と試験を専門とする認証機関であるTiGroupによって評価されました。現地では、以下を含む各種指標が評価されました。
* エネルギーと資源の利用
* 温室効果ガス削減の実現
* カーボンオフセットの実現
* エネルギーと炭素排出に関するインテリジェントな情報管理システム
* インフラストラクチャー
* 製品設計
* コンプライアンス要件
* 経営要件
同工場は2022年に80点満点中79.68点を達成し、中国省エネルギー協会が認定するゼロカーボン工場(タイプ1)認証を取得することに成功しました。また、トリナ・ソーラーは義烏工場の単位生産量当たりの炭素排出量が2021年と比較して2022年に21.77%減少した一方で、単位製品当たりの電力消費量が9.51%減少したことを発表しました。これは、製品設計やエネルギー管理、インテリジェントシステムの最適化をはじめとする、包括的で持続可能なサプライチェーンの成果です。
トリナ・ソーラーの義烏工場はVertexスーパーファクトリーであり、トリナのVertex Sの製品ラインを生産するための主要な製造施設です。Vertex Sシリーズのソーラーパネルは、住宅用、商業用、産業用を含む屋上用に設計されました。Vertex Sは、210mmシリコンウエハーを採用することで、より高い効率性と電力を実現し、主流のインバータやマウントシステムと互換性を持っています。このモジュールシリーズは、よりクリーンで環境に配慮したエネルギーソリューションをあらゆる人々に普及させるという、トリナ・ソーラーの使命をサポートしています。
「今回の認証は、持続可能な開発と、技術や製品、プロセス管理を横断したゼロカーボンの実践に対するトリナ・ソーラーの強い姿勢を示しています。私たちは、排出量を削減し、環境を保護し、世界中のコミュニティを改善するべく、トリナ・ソーラーのエコシステム全体を一層改善し、強化するための革新的な方法を模索しながら、持続可能な製造を続けます」と、トリナ・ソーラーのグローバルソーラー製品事業グループ社長のHelena Li氏はコメントしました。
2022年には、トリナ・ソーラーは210mmのVertexモジュール製品群の製造工程における、業界を牽引する低炭素排出量も評価されました。このモジュールは、ドイツのテュフ・ラインランド(TV Rhineland)より、210 mmモジュールとしては業界初となる「ライフサイクルアセスメント(LCA)」認証を取得しました。