プレスリリース

ＳＯＭＰＯケア株式会社（本社：東京都品川区／代表取締役社長 鷲見 隆充、以下、「当社」）は、2016年に開校した企業内大学「ＳＯＭＰＯケア ユニバーシティ」を拡充し、「現在の仕事に活かせる学び」「理想のキャリアに向けた学び」をコンセプトに、職員がいつでもどこでも学べる「オンラインキャンパス」を2023年7月3日に開校します。

１．オンラインキャンパス設立の背景と目的
当社では「人間尊重」の理念の下、ご利用者へのサービス品質向上と人材定着を実現するため、人材育成に注力しています。職員それぞれの段階に合わせた教育研修制度と、希望に合わせて選べるキャリア体系を構築し、仕事に対する誇りを育む専門性の高い知識・技術を学べる環境を整え、職員の働きがいを支援しています。2016年に芝浦（東京都港区）に開校した業界初の企業内大学「ＳＯＭＰＯケア ユニバーシティ」（以下、「ユニバーシティ」）では、実際の介護現場を再現した環境で実技や理論を学ぶことができ、中長期のキャリアプランに基づく教育体系により、継続的なスキルアップと働きがいの創出を図っています。その後、2018年には大阪校も開校し、２校を合わせてこれまでに延べ70,000名の職員が受講しています。
一方で、介護職員の勤務形態は介護付きホームなどの居住系サービスは24時間交代制勤務、訪問介護などの在宅系サービスはご利用者さま宅への移動を伴う勤務があるなど業態によって異なるため、業態を横断した集合研修の開催が難しいことや、事業所を全国展開していることにより、ユニバーシティの遠隔地からは研修に参加しづらいなど、学びの格差を解消することが課題でした。そこで、これらの課題を解決するとともに学びの風土を醸成することを目的に、このたびオンラインキャンパスを開校することとしました。





２．オンラインキャンパスの概要
オンラインキャンパスでは、研修項目を大幅に増やし、自分に合った学びを選択することができます。（1）必修研修、（2）オープン型研修、（3）選抜ゼミナールの3つを柱としたさまざまなジャンルの研修を、社内イントラネットを活用することで遠隔地からもリアルタイムで受講する環境を整えました。実践的な学びを通じ現場力を高める場、専門性を高め社内外で活躍できる人材育成の場、さらには、自ら新しいキャリアを切り拓く手段を提供する場として運営していきます。

３．オンラインキャンパスの特長
（１）充実した研修用動画
研修のアーカイブ動画や、食事・排泄・入浴・着替え・移動・移乗介助などの専門スキル動画を数多く配信します。個人のパソコンやタブレット、スマートフォンからも視聴できるので、地域や勤務形態に関係なく、全国の職員が等しく学ぶ機会を得ることができます。自身のタイミングで視聴し知識やスキルを磨くとともに、学び直しも容易になりました。

（２）LINEの活用
ユニバーシティのLINE公式アカウントを作成しました。翌月以降の研修情報を事前に配信することで、特にシフト制である介護現場で勤務調整が行いやすくなりました。

（３）新規講座の開講
介護に関する知識・技術を学ぶ研修はもちろん、文章作成やコミュニケーションといったビジネス共通スキルや、これまでにはなかった著名人や当社役員によるセミナー、特定のテーマについてより主体的に議論・学習を進めるゼミナール、当社が注力するＤＸ活用など、幅広く専門的な講座を新たに追加しました。今後も、職員それぞれの希望や必要性に応じた内容を、随時展開していく予定です。

４．今後について
当社は、今後も仕事に対する誇りを育む専門性の高い知識・スキルを習得できる環境を充実させるとともに、職員にとってより働きやすく、働きがいのある環境づくりに努めていきます。