プレスリリース
- CXR-AIDなどの医療AIソリューションが、画像診断の管理サービス料として日本の健康保険の診療報酬に正式に追加される
ソウル、韓国、2023年6月27日 /PRNewswire/ -- がん診断ソリューションのグローバルプロバイダーであるLunit(KRX:328130.KQ)は本日、Lunit INSIGHT CXRを使用した胸部X線分析用の富士フィルム(FujiFilm)AIソリューションが正式に日本の健康保険の診療報酬対象となるソリューションに追加されたことを発表しました。
(from left to right) Minhong Jang (CBO, Lunit), Ryuji Hisanaga (Product Manager, FujiFilm), Kenta Shinohara (Product Specialist, FujiFilm), and Lunit's representatives pose for a photo after the meeting at Lunit HQ, Seoul, Korea, on June 14
この診療報酬は日本の厚生労働省の「画像診断診療報酬分類3」カテゴリのもとで提供され、病院に追加の診療報酬点数が付与されます。 厚生労働省は、AI画像診断ソフトウェアを利用し、特定の施設と安全基準を満たす病院について、新しい分類3の条件を追加しました。
厚生労働省の方針が更新された後、日本医学放射線学会(Japan Radiological Society、英文略称:JRS)は病院でのAIソリューション導入に関するガイドラインと、健康保険診療報酬の対象となる医療AIソフトウェアの一覧を発行しました。 JRSのガイドラインは、特に17つの医療AIソフトウェアを推奨しています。 この公式ガイドラインにより、日本の病院および医療機関は、胸部X線分析用のCXR-AIDを含め、AI技術の活用に対して診療報酬を受け取ることができるようになりました。
健康保険の診療報酬として承認されたことで、日本の病院と医療機関は高度な診断サービスを提供しながら、政府から診療報酬点数340点(日本円で3400円相当)を受け取ることができます。
これによりLunitと富士フィルムは日本市場への進出を大幅に強化し、AI画像診断の分野で新たな成長を見込んでいます。
「私たちは、この事例により患者の医療AIソリューションへのアクセスが強化され、医療費の経済的負担が緩和されると期待しています」と、富士フィルムITソリューションズの製品マネージャーである久永隆治氏は述べています。 「AIソフトウェアの診療報酬が認められたことは、今後病院や診療所で拡大する可能性も示唆しています。」
「Lunitと富士フィルムは、スクリーニングの精度を強化し、診療報酬を通して経済的な利益を提供する高度なAIソリューションを提供することで、日本の医療を支援しています」と、LunitのCEO、Brandon Suh氏は述べています。 「まず日本で見本を示し、より多くの国がAIベースの診断ソリューションを機関でサポートし、患者がより幅広い健康保険のメリットを得られるようになることを期待しています。」
Lunit INSIGHT CXRが搭載されているCXR-AIDは、最先端のAIアルゴリズムを活用し、肺がんなどの異常を検出します。 その優れた診断性能により、2021年に日本医薬品医療機器総合機構(Japan Pharmaceuticals and Medical Devices Agency、英文略称:PMDA)の承認を得ています。
CXR-AIDの日本における市場拡大は、富士フィルムの広範なプレゼンスに支えられ、そのスクリーニング装置やソリューションは国内の25,000以上の医療機関ですでに活用されています。 このように幅広く導入され、Lunitと富士フィルムが素晴らしいパートナーシップを築いたことにより、CXR-AIDは足場を固め、日本全国での成長を加速させています
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Lunitについて
LunitはAIを用いて、世界での最も多い死因の1つである「がんに勝つ」ことを目指しています。 Lunitは、適切なコストで適切な診断を、適切な患者に適切な治療を実現するために、高精度な診断および治療用のAIソリューションを開発するAIソフトウェア企業です。 「学習ユニット(Learning Unit)」を合わせた言葉であるLunitは、最先端のテクノロジーを通じて高度な医療画像分析とデータ主導の画像バイオマーカーを開発するディープラーニングベースの医療AI企業です。
2013年に設立されたLunitは、先進的かつ最先端のテクノロジーと医療画像における応用について、世界中で知られています。その技術は、Google、IBM、Microsoftなどのトップ企業をしのぎ、国際的なAI市場で認知されています。臨床的証拠にこだわる医療AI企業として、Journal of Clinical Oncology、JAMA Network Openといった主要な査読ジャーナル、ASCOやAACRなどのグローバルカンファレンスに登場しています。
FDA認可とCEマークを取得した後、Lunit INSIGHT CXRと MMGは、40カ国以上の約2,000の病院と診療機関で臨床的に利用されています。 Lunitは韓国のソウルに本社を置き、世界中に支部や担当者がいます。