プレスリリース
2023年6月19日、権威ある知的財産機関であるIPRdailyが公開したグローバル太陽電池に関連特許の保有数のランキング(TOP30)において、太陽光発電(PV)産業の世界大手かつ革新的企業ジンコソーラーは、特許出願数および有効特許数の両方で中国企業の第一位に位置づけられました。
近年、地球温暖化と化石燃料の枯渇が進む中、再生可能エネルギーの開発と利用が国際社会で注目を集め、再生可能エネルギーの推進は世界的な合意となっています。このグローバル太陽電池特許ランキングは、IPRdailyが関連キーワードと分類番号を基に、2013年から2023年までにグローバルに出願・公開された太陽電池特許(同じ出願番号を統合)をまとめたものです。
ジンコソーラーは業界のトップ企業の一員として、今回のランキング入りは長年にわたる研究開発と技術革新への取り組みの成果です。現在までに、同社は国内外で1000件以上の発明特許を取得し、300件以上の授権発明特許を取得しており、シリコン、セル、モジュールなどの先進技術において技術、特許および市場(国内外)の三つの次元で幅広い展開を実現しています。
技術革新には十分な資金支援が欠かせません。ジンコソーラーは自社の技術と製品のスピルオーバー効果の持続的な発揮を確保するために、毎年巨額の資金を研究開発に投入しています。2020年から2022年にかけては、先進的なセル、モジュール技術、専門工程などの開発に100億元以上の資金を投じました。その中でも、2022年の研究開発投資総額は56.15億元に達しました。同時に、ジンコソーラーは高度なイノベーション研究開発チームを育成しており、2022年末時点で研究開発スタッフは2000人以上で、全体の4%以上を占めています。
ジンコソーラーは技術革新を通じて太陽光発電産業のアップグレードを牽引しています。特にコスト削減と効率向上に注力した電池片技術のイノベーションに取り組んでおり、同社が独自に開発したN型モジュールは、これまでに22回もの太陽電池とモジュールの効率の世界記録を更新してきました。セルの実験室効率は26.40%に達し、量産効率は25.40%を突破しました。このモジュールは「高効率、高発電量、高両面効率」と「低減衰、低温度係数、低BOS、低LOCE」の特徴を兼ね備えています。これらの多面的な利点により、同じ直流側容量のN型モジュールが少なくとも3%の発電量増加を十分にサポートし、実際のアプリケーションでは3%以上の増加が見込まれます。さらに低いBOSコストと組み合わせることで、経済収益モデルでは顕著な収益指標の最適化が実現し、モジュールに0.2元/Wのプレミアムをもたらします。2023年第1四半期時点で、累計出荷量は世界で150 GWを超え、業界の出荷量の新たなマイルストーンを築きました。
■ジンコソーラー(Jinko Solar Holding Co., Ltd.)について:
ジンコソーラー(NYSE: JKS)は太陽光発電産業のグローバルリーダーです。ジンコソーラーは中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国地域にあるさまざまな公益、商業、居住区顧客基盤に対し、自社ソーラー製品を供給し、自社ソリューションとサービスを提供、販売。2022年Q4において、シリコンウェーハの生産能力が約65GW、太陽電池が55GW、太陽光発電モジュールが70GW となりました。
ジンコソーラーは世界で7ヶ所の生産拠点があり、日本(2)、韓国、ベトナム、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、メキシコ、ブラジル、チリ、オーストラリア15の海外子会社を持ち、販売チームは中国、イギリス、フランス、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ウクライナ、ヨルダン、ウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ケニア、南アフリカ、コスタリカ、コロンビア、パナマ、カザフスタン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイ、タイ、ポーランドとアルゼンチンとに広がって、従業員が1万5,000人以上を雇用している。