プレスリリース
オンキヨー株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:大朏 宗徳、以下「当社」といいます。)は、株式会社日本旅行北海道(所在地:札幌市中央区、代表取締役社長:清水 伸一、以下「日本旅行北海道」といいます。)と、新たに契約を締結しましたことを、本日6月20日ご報告致します。
2022年9月16日にお知らせしましたとおり、当社は、日本旅行北海道と、それぞれが有する技術・人的・物的資源を有効に活用し、北海道をはじめ、他地域における「技術と人と企業と地域を繋げた地域活性化の実現」を目的として、連携協定を締結しました。また、2022年12月19日にお知らせしましたとおり、当社は、上記連携協定に基づき、当社音楽加振技術を採用した食品・お酒などを製造・販売する会社などの開拓を委託する契約を日本旅行北海道と締結しております。さらに、当社は、上記連携協定に基づき、日本旅行北海道と新たに契約を締結しました。
上記連携協定におきましては、「DXを活用し、SDGsへと繋げ、技術と企業と人と地域の活性化を図ること」が目的の一つとなっています。新たに締結した契約におきましては、当社製振動センサによる交通流動(車・歩行者)の自動計測を拡大させるため、日本旅行北海道のコネクションを活用して、北海道を中心とした企業・自治体に当社製振動センサを利用していただくことを目的としています。当社製振動センサによる交通流動の自動計測の活用(DXの活用)により、道路の修繕計画・街づくり等に貢献することで「住み続けられるまちづくりを(SDGsの一つ)」実現し、技術と企業と人と地域の活性化を図ることができると考えております。
当社は、音に関する技術を活用し、プライバシーについての影響が少ない振動センサを用いて車両通過時・歩行者通過時の路面の振動を採取、振動信号を機械学習・深層学習し、通過を判定する技術について研究開発を行い、振動センサによる交通流動の自動計測サービスの提供に至っております。センサは小型で、路側設置により計測可能であることを特長としており、工事不要で運用できる機動性と設置利便性を備え、カメラ・赤外線等を使用する先行技術より低コストで運用実施が可能です。
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウを新分野に展開しようと設立した会社です。当社は、「楽しむ音」から「役立つ音」へとのスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を、食品・医療などの新たな分野へ昇華させる取り組みを全社一丸となって行っています。当社は、今後も、このスローガンのもと、新たな取り組みを行ってまいりますので、当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。
【関連プレスリリース・リンク】
◆オンキヨーと日本旅行北海道が連携協定を締結(2022年9月16日)
https://onkyo.net/2022/09/16/matured_onkyo/
◆オンキヨーと日本旅行北海道が新たな契約を締結(2022年12月19日)
https://onkyo.net/2022/12/19/nrh/
◆交通量計測機 オトトルクン サイト
https://onkyo.net/ototorukun/
◆交通流動計測の技術研究開発が、国土交通省の道路行政ニーズを実現するためのFS研究として採択(2023年2月2日付)
https://onkyo.net/2023/02/02/ototorukun/
◆オンキヨー株式会社参画 JST 共創の場形成支援プログラム(地域共創分野)本格型に採択
(2023年2月24日付)
https://onkyo.net/2023/02/24/onkyo_press_sdgs/
◆振動センサを用いた交通流動計測の技術研究開発(2023年4月3日付)
https://onkyo.net/2023/04/03/fs/
◆振動センサを用いた御堂筋の人流の把握・解析を実施(2023年4月28日付)
https://onkyo.net/2023/04/28/midosuji/