プレスリリース
令和5年6月6日(火)に、横浜市繁殖センターからよこはま動物園にマレーバクの「アルタイル」(オス・ 3 歳)が来園します。今回の移動は、(公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会のマレーバク管理計画に沿って行われます。
今後は、「 アルタイル 」の状態を慎重に観察しながら、展示と繁殖に取り組んでいきます。
公開については、よこはま動物園のホームページでお知らせします。
【今回来園する個体】
アルタイル(オス):令和元年7月17日 東武動物公園生まれ
【マレーバクについて】
和名:マレーバク
英名:Malayan Tapir
学名:Tapirus indicus
分類:奇蹄目バク科
分布:ミャンマー南部からマレー半島、スマトラ島
生態:現存するバク4種のうち唯一アジアに生息しており、バクの仲間では最も体が大きいことで知られています。 ほか のバクと違って、体の色が黒と白のツートンカラーになっているのが特徴です。熱帯雨林の森の中で単独で生活していて、木の葉や草などを食べます。水辺を好み、泳ぎも巧みです。生息地の破壊などで数が少なくなり、絶滅が心配されています。
ワシントン条約(CITES):附属書I 絶滅のおそれのある種で取引による影響を受けている又は受けるおそれのあるもの
国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト:絶滅危惧種(EN ) 近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
当園飼育頭数:2頭(オス1頭、メス 1頭)※今回来園する個体は含まず
国内飼育園館:13園館 34 頭(オス18頭、メス16頭)※令和5年4月30日現在
現在、よこはま動物園ズーラシアでは、ミナミアフリカオットセイの動物福祉向上を目指し、園では初めての試みとなるクラウドファンディングに挑戦しています。
クラウドファンディングについての詳細はこちら:https://readyfor.jp/projects/zoorasia
【よこはま動物園ズーラシア】
指定管理者|公益財団法人 横浜市緑の協会