プレスリリース
2022年11月8日付の「スペイン Histocell 社への戦略的出資に関するお知らせ」でお知らせしたとおり、リプロセル(以下、当社)はHistocell, S.L.社(以下、ヒストセル社)に出資をしておりますが、2023年5月22日より、同社との業務提携を通じて、間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品製造のための製造受託サービス(本サービス)の提供を開始することといたしましたのでお知らせいたします。
当社の業務提携先であるヒストセル社は、間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品や創傷治癒の医療機器等の独自開発に加え、再生医療等製品製造のための製造受託サービスをすでに実施しております。当社は、当社の経験豊富な営業チームとプロジェクト管理能力を通じて、本サービスのグローバル展開を推進してまいります。また、日本における間葉系幹細胞を使用した第II相臨床試験の実践的な経験は、間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品製造サービス展開において、顧客企業の価値に沿った展開を可能とします。
当社代表取締役社長の横山周史は、「この度の業務提携を通じて、当社の柱の一つである臨床用iPS細胞の受託製造に加えて、間葉系幹細胞や間葉系幹細胞を用いたエクソソームやセクレトームといった再生医療等製品の製造を受託できるようになり、嬉しく思います。ヒストセル社の豊富な再生医療等製品製造ノウハウは、当社の展開している臨床用幹細胞ビジネスに大きな付加価値をもたらすことを期待しています。」と述べています。
ヒストセル社CEOのフリオ・フォント氏は、「ヒストセル社は、再生医療等製品製造の製造能力を強化しており、リプロセル社と臨床用幹細胞の戦略的関係を構築することができ、大変嬉しく思います。」と述べています。
本件による当社業績への影響は軽微ですが、今後、業績に影響を与えることが判明した場合には速やかに公表いたします。
ヒストセル社について
ヒストセル社(本社:スペイン)は、間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品を中心とした製造受託および臨床段階のバイオ医薬品会社です。詳細については、同社のウェブサイト(http://histocell.com/en/)をご覧ください。