プレスリリース
気象リスク管理モバイル『KIYOMASA PRO』が 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録 ―安全性や施工性など4項目で従来技術より向上−
建設現場向け気象情報を提供する株式会社ライフビジネスウェザー(本社:東京都中央区、社長:鈴木俊成)は、2023年4月28日に気象リスク管理モバイル「KIYOMASA PRO」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」※に登録されたことをお知らせ致します。
技術名称:気象リスク管理モバイル『KIYOMASA PRO』
NETIS登録番号:KT-230016-A
登録日:2023年4月28日
製品HP:https://kensetsu.lbw.jp/kiyomasapro/
「KIYOMASA PRO」は、これまで7,000現場以上で活用された現場専用の気象サービスKIYOMASAをフルリニューアルしたシステムです。新たにNETISに登録されたことにより、国や地方自治体から発注された公共工事の現場において本システムを活用頂くことは、工事成績評定や総合評価落札方式での加点対象などの面でメリットになります。
◆活用の効果とメリット
本システムは、下記項目において活用の効果(向上)が認められています。
【安全性の向上】
二つのコンテンツが安全性の向上に効果的です。
・作業可否判断ボード
従来は、降水量・風速など一つ一つの気象要素において予測を確認し、作業可否判断を行っていましたが、本システムでは、大雨・暴風・大雪などの作業可否判断のための情報を一か所に集約させることで、迅速な判断を可能にします。
・段階的注意喚起アラート
降水予測や積算降水量観測、水位観測などの注意喚起アラートについて、複数の基準値を段階的に設定できるようになりました。注意・警戒・中止など、気象リスクへ段階的な実施が図れます。
【施工性の向上】
・風向監視アラート
従来の風速予測だけでなく、風向予測の提供・アラート配信により、懸念される風向を指定して自動監視できるようになりました。従来よりも、機材の転倒対策や粉じん飛散対策を手間なく行うことができます。
このほか、経済性や工程の項目でも、有効性が認められています。
技術提案での採用をご検討の方、現場でも安全管理のお悩みの方は、ぜひ下記担当へお問い合わせ下さい。
◆KIYOMASA PROとは
建設現場に特化した気象予測や作業可否判断の手助けとなる通知を生かし、荒天による労働災害リスク、機材損失リスク、工程管理・品質管理リスクといった、あらゆるリスクを事前に知らせ、回避できるよう支援するシステムです。
現場専用の気象サイトでは最大36時間先までのピンポイント天気予報や熱中症危険度予報、雨雲レーダー、ヒヤリハット指数など一般的な天気予報にはない建設現場に特化したコンテンツが閲覧可能。また、基準値以上の予報の発表を知らせるアラートメール機能も付いています。
工種は問わず、河川工事や橋梁、建築工事など様々な現場でご活用頂いています。
【公式HP】https://kensetsu.lbw.jp/
※:国土交通省新技術情報提供システム「NETIS」とは...
国土交通省が新技術活用のため、新技術に関わる情報の共有および提供を目的として整備したデータベースシステム
新技術情報提供システム(NETIS):https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-230016%20