プレスリリース
東京、2023年3月14日 /PRNewswire/ -- 革新的なリチウム金属電池(LMB)技術の主力企業であるMontavista Energy Technologies Corporation(モンタビスタ・エネルギー・テクノロジーズ・コーポレーション)は、高出力と高比エネルギーを両立した新しい製品シリーズを発表しました。Montavistaの新製品であるMETARY(R) Pシリーズを搭載した商用ドローンは、複数のドローン開発会社が最近実施した飛行試験において、市販のリチウムイオン電池(LIB)を使用した場合と比較して、60〜80%長い飛行時間を実証しました。
商用ドローンの実用化においては、飛行時間の延長が欠かせません。そのような用途向けに、METARY(R) Pシリーズは独自のソリューションとなります。リチウム金属負極と最適化された不燃性液体電解質を採用することで、METARY(R) Pシリーズの電池では、商用ドローンの超長時間空中飛行を維持できる400Wh/kg以上の高比エネルギーだけでなく、高速で安全に浮上・操縦できる高比出力が得られます。
Montavistaが高出力と高比エネルギーを両立したリチウム金属電池の新商品を発売。
Montavistaは、LMBの開発・製造における主要企業です。2020年には既に、同社はMETARY(R) Eシリーズを発売しています。このシリーズは、500Wh/kgを超える超高比エネルギーを比較的低い比出力で提供する、成層圏太陽光発電航空機などの用途に適したLMB製品群です。今回発売されたMETARY(R) Pシリーズは、より大きな出力を必要とするものの、エネルギーは犠牲にしたくないというお客様のためのソリューションを提供します。
「Montavistaとのコラボレーションにより、優れたエネルギー密度とレート性能を併せ持つ驚くべき電池製品を見つけることができました。私たちは、新しいリチウム金属電池の製品への応用に大きな展望があると見ており、次のコラボレーション・プロジェクトがそのような応用を現実のものにすることを希望しています。」こう述べるのは、電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発している、あるスタートアップ企業です。
MontavistaのCEOであるLisha ZHOU氏は、「当社のLMBという革新的技術が実現する、さまざまなドローンやeVTOLの用途には、大きな市場機会があると見ています。」とし、また顧客のニーズが常に同社の革新の源になっているとも述べました。
Montavistaについて
Montavistaは、中国合肥市に本社を置くスタートアップ企業です。リチウム金属電池の材料と製造技術の研究開発に注力しています。Montavistaは、無人航空機、電気式一般航空および電気自動車の分野で、世界中の顧客にリチウム金属電池製品と優れたエネルギー密度の電源ソリューションを提供しています。
詳細情報:https://en.metabattery.com/