プレスリリース
アルファクト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:梅沢良成、以下「当社」)は、土木設計bot『APOSTOLシリーズ』の第一弾として、砂防堰堤(砂防ダム:土砂災害から地域を守る設備)向け自動設計システム『APOSTOL-SABO(アポストル砂防)』の予備設計バージョンを2023年3月15日にプレリリースしました。
アルファクトは今回のプレリリースにあわせて、APOSTOLオープンキャンペーンを行い、期間中の利用ユーザーへの特典を用意しています。
詳しくはホームページ、SNS等で発表します。
『APOSTOL-SABO』は砂防ダムの設計において、主に地形解析・図面・数量算出の業務を自動化しています。自動化範囲はおよそ70%におよびます。
また、国土交通省が推進するBIM/CIM(ビムシム:3D化によって工程の前倒しや同時並行業務を実現させる生産性向上を目的とした施策)で要求される3Dモデルも自動生成するため、これにかかる工数やコストも同時に削減します。
当社調べでは、2D-CADでの設計業務と比べて70%以上の工数(作業時間)削減を実現しています。
APOSTOL-SABOは現行の納品図書に必要な、2D図面・2D数量・3Dモデル・3D数量の4種の出力を同時に行います。
国土交通省は『生産性革命プロジェクト』における建設分野での取り組みで、3D設計を軸としたBIM/CIM(ビムシム:3D化によって工程の前倒しや同時並行業務を実現させる生産性向上を目的とした施策)を推進しています。
近年の気候変動の激しさから、河川の氾濫や山間部での土砂災害が毎年多発していますが、土木インフラに関わる予算は未消化も多く、整備が追いついていません。
日本にとって土木建設の生産性向上は喫緊の課題となっています。
土木建設の施工分野ではICT施工(自動重機による土工事など)の導入が進んでいますが、設計分野での生産性向上は、その複雑さから進んでいません。
また、働き方改革関連法の全面施行が迫る中、土木建設業界においても3Kと呼ばれる労働環境の改善に取り組んでいますが、少子高齢化による就労者減少が進む中、土木設計においても人材不足が慢性的な問題となっています。
飛躍的な生産性向上が喫緊の課題となっています。
当社は土木設計の生産性向上を目的として、3Dによる設計自動化を目指して、業務特化型の設計bot『APOSTOLl(アポストル)シリーズ』の開発に取り組んでいます。
その第一弾として、設計業務の約70%程度を自動化した砂防堰堤(砂防ダム:土砂災害から地域を守る設備)向けシステム『APOSTOL-SABO(アポストル砂防)』の予備設計バージョンをプレリリースします。
APOSTOL-SABOの活用により、地形解析・図面作成・数量算出・3Dモデル作成の業務工数を70%以上削減できます。(当社調べ)
・ 『APOSTOL-SABO』の特徴
・ 砂防堰堤の設計業務に特化した設計botです。
・ およそ70%の工程が自動化されています。(当社調べ)
・ 設計変更は最大99%の工数削減をします。(当社調べ)
・ 現行基準での数量算出を行います。(平均断面法による体積計算など)
・ 現行の設計フロー通りのインターフェースになっています。
・ 設計変更はパラメータを変更するだけです。(一部手修正あり)
・ クアッド・プレイ(図面と数量を2D・3Dそれぞれで同時出力します)
・ 3D地形データから谷と尾根のラインを自動抽出します。
・ AWSからSaaSで提供されます。
・ 秒単位の従量課金です。
・ 『APOSTOL-SABO』の価格
・ APOSTOL利用料 2.5〜5円/秒
・ APOSTOLプラットフォーム基本料金 50,000円/月
・ 地形データ作成 70,000円(利用地形あたり)
・ 初期トレーニング料 300,000円(複数名は別途お見積)
・ Creo Parametric 603,000円/年
当社ではAPOSTOL-SABOを利用した砂防ダム予備設計業務も行っています。
・ YouTubeチャンネル【ALFACT株式会社】
https://www.youtube.com/@alfact/featured
・ ホームページ
https://alfact.jp
・ お問い合わせ
info@alfact.jp(担当:池田)